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(株)ジャパンディスプレイ【6740】の掲示板 2020/08/01〜2020/08/08

“うがい薬発言”で殺到した客や問い合わせ。ドラッグストア店長の苦悩「満身創痍な状態が続いている」

「満身創痍の従業員のケアをどうすればいいのか...」

『ドラッグストア店員の気持ち』というハッシュタグをつけて投稿されたツイート。

大阪府の吉村洋文知事が、新型コロナウイルス感染予防策として「うがい薬」の使用を推奨した影響を懸念した投稿だった。

投稿したのは、石川県金沢市にあるドラッグストアの店長。ハフポスト日本版のメール取材に応じた。

マスク品薄のころに戻ってしまった...
現場にはどんな影響があったのか。この店長によると、記者会見が開かれた8月4日、大勢の客が来店し、うがい薬コーナーに向かった。

それと同時に「イソジンうがい薬はありますか?」「取り寄せ可能ですか?」といった問い合わせが多くなり、電話対応に追われる時間が増えていったという。

その翌日には、開店を待つ客の姿もあり「一時マスクが品薄状態の頃に戻ってしまった感覚を覚えました」と振り返っている。

新型コロナウイルスの感染拡大し始めた2月ごろ、全国的にマスクや消毒用アルコールスプレーなどの買い占めが起きたのは記憶に新しい。

この店長の店舗でも品薄状態が続き、「まだ入らないのか!」と在庫や入荷時期を問い詰める客や電話に対応する日々が続いたという。

「ようやく落ち着きを取り戻しつつあると思った矢先に、今回のイソジンうがい薬の報道があったため、また対応を迫られる日々が続くのか...」

そんな懸念からツイートしたと明かす。

イソジンの件でも、個数制限や3密防止の徹底という物理的な作業に加えて、従業員の心理的負担も増している。この店長の店舗では「レジに居たくない」と感じている従業員もいる。そのため、こまめにレジを交代したり、店長が代わりにレジに立ったりして対応しているという。