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(株)ACSL【6232】の掲示板 2020/06/03〜2020/07/10

3000円とか4000円とか、妄想はもちろん自由ですが、
残念ながら実際に、ではなぜその価格になるのか?という
根拠を示されている方をこの掲示板で見たことがありません。
当たり前のことですが、ちゃんと目標価格を定め、
なぜその目標価格なのかという根拠を自分なりに出しましょう。
なんとなくの感覚だけでやっていては、すぐにお金がなくなりますよ

でも今後ドローンは絶対売上が伸びていくから買いなのでは?と
おっしゃる方がいるでしょう。
>>661で書きましたが、ここの時価総額が同レベルの他社と比較して、
大体売上が20分の1しかありません。
つまり、現在の株価は「将来的に売上が20倍になることがすでに織り込まれている価格」であるということです。
もちろん、株価を上げるにはそれ以上の売上増が必要 となります

で、結論から申し上げますと、20倍になど絶対になりません
まず、ドローン市場自体が大幅に拡大する必要がありますが、
2020年度の日本のドローン市場は約2000億円で2025年度には6500億円になると、市場は予測しています
3倍以上になる!すごいと思ってはいけません
ノルマは20倍ですから、5年で3倍程度では全く追いつきません
5年も経てば、新たな技術が開発され、ドローンなど不要になるかもしれませんし、そもそも安全性やプライバシーの問題でドローン自体が
順調に定着できるかどうかすら不透明です。
でもACSLは技術力が高いから市場の中でシェアを伸ばせる!
とおっしゃる方もいるでしょう。
残念ながらそれも無理です。現在の世界のドローン市場における日本の者は3.8%にすぎません。ドローン市場は飛行履歴の蓄積などにより、
強者がより性能の高いモデルを出せるようになっています。
ACSLの社長自身がインタビューで「彼らとは違う市場で戦う」と
事実上の不戦敗宣言をしています。ニッチで生きるということです。
ニッチで生きていくだけならたしかに技術力は高いのでしょうが
市場シェアが伸びません。すぐに頭打ちになります。
そのニッチですらDJIが本気を出せばすぐに奪われるでしょう
それくらいDJIが圧倒的な存在であることはご存知でしょう

まとめると、ACSLの適正価格は、せいぜい2025年度までのドローン市場が3倍になるという予測を織り込む程度が妥当なところで、せいぜい500円です