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フリュー(株)【6238】の掲示板 2021/04/16〜2022/02/22

!裏銘柄>高額・大型フィギュア絶好調、アニメ・萌え系の有力株

プリントシール機の設置台数シェア95%を誇るフリュー(6238)が、キャラクター・ホビー関連としても脚光を浴びそうだ。

知財ビジネスで勢い

 同社はオムロン(6645)の新規事業開発センターからエンターテインメント分野に参入。オムロンから受け継いだ「モノづくり技術」を武器に成長し、プリントシールに加え、クレーンゲームの景品や高価格ホビーの企画・開発、家庭用ゲームソフト・ゲームアプリなどを展開。若い女性を中心に有料アプリの会員が増加している。

 コロナ禍によるゲームセンターやアミューズメント施設の時短・休業影響などにより、前3月期実績は前々期比で減収・営業減益となったものの、シール紙売上、ピクトリンク課金を中心に安定的な収益モデルを形成し、アフターコロナに向けた布石を打った。今期は2ケタの増収・営業増益を見込んでいる。

 ビッグサイズの高額フィギュアも業績の勢いを後押ししそうだ。同社はアニメキャラの版権を多数獲得し、IP(知的財産)を活用した商品を開発。人気アニメ「エヴァンゲリオン」絡みでは、価格180万円超の「綾波レイ1/1スケール等身大フィギュア」の引き合いが強く、300万円で高さ2.3メートルの「エヴァ初号機」、さらには、「鬼滅の刃」のキャラクターで約40万円する「箱入り禰豆子(ねずこ)」の大型フィギュア、「初音ミク」シリーズの高額商品も売れ行きが好調だ。
上昇局面もなお割安感

 同社は約半分が中国でのネット販売となっており、国内のみならず中国のアフターコロナ需要の恩恵も受けている。また、クレーンゲーム景品は、鬼滅の刃シリーズのぬいぐるみが、テレビシリーズ第2弾の年内放送決定を受けゲームセンター向け需要が高水準。「呪術廻戦」の関連グッズも鬼滅の刃を上回る受注ペースを記録しているという。
 アニメ映画「シン・エヴァンゲリオン劇場版」が公開約100日で興行収入89億円、観客動員数586万人となるなど、アニメや「萌え」業界の事業環境は良好だ。フリューの株価は底打ち反転の動きから、直近の戻り高値をことごとく突破。上昇局面ながら、PER15倍台、PBR(株価純資産倍率)1.7倍台、配当利回り3%弱と割安感は根強い。昨年10月高値1501円を視野に入れた動きが期待できそうだ。