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フリューは業績ばかり話題になるけど、最近までの利益低迷とプリクラの先行き懸念に加えて、これまでかなり需給が悪かったと思います。

というのも、オムロンからMBOで独立した会社で、役員従業員で株式が保有されていたので、上場後に退任・退職で売る主体が非常に多かった。以下は、大株主の中で売り主体となっている株主ですが、2016年3月末から2019年3月末までに13.5%~20%程度売っています。(上から3人は、もう主要株主でなく割合不明)
芝山貴史
新本祐一
鬼頭金正
自社社員持株会
溝上耕史
中村真司

ほかにも少数株主としての従業員(元含む)がいて、70人ぐらいが0.2%程度(5万株ぐらい)も、退職などの理由によって一部は売っているでしょう。約5千万円相当ですから、売りたくなる気持ちもわかります。

一方で、直近1年程度は株価は底を抜けずに横ばいということは、買いの主体もあるわけですが、先週の開示で2018年9月末にはなかった信託銀行(主に年金)が大株主に顔を出しているので、主な買い主体だったと推測します。

田坂 吉朗 13.01%
吉田 眞人 5.73%
三嶋 隆 5.73%
風流商事株式会社 5.12%
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口) 3.90%
稲毛 勝行 3.82%
フリュー社員持株会 3.68%
溝上 耕史 2.83%
中村 真司 2.79%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)2.47%

2019年3月末で主要株主に顔出した信託銀行(主に年金)が買っていることと、自社株買い2.3%もあり需給の良化を期待したいところです。