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(株)テクノフレックス【3449】の掲示板 〜2019/12/17


株価変動リスクの大きさが敬遠されるのは、昨年末のような相場の急変の懸念がくすぶっているためだ。9月以降、米中通商交渉の進展や企業業績の底入れ期待を織り込んで株高が進んできており、市場では足元の株価は「すでに15日の米国の追加関税の延期を織り込んだ水準」(マッコーリーキャピタル証券の増沢氏)との見方は多い。
裏返せば、想定外の関税発動となればリスクオフによるマネーの逆回転が起きかねない。こうしたシナリオへの目配りが、「新興株物色でも、業績や株価が安定しているジャスダック銘柄に少しずつ資金が流れている」(三井住友DSアセットマネジメントの高世智明シニアファンドマネージャー)背景にある。
8月末比で見ると、ジャスダック平均は13%高とほぼ日経平均に並ぶところまで出遅れ修正が進んだが、マザーズ指数は6%高にとどまる。三井住友DSアセットの高世氏は、投資マネーのリスクオン姿勢が強まれば「年末にかけて出遅れているマザーズ銘柄の株価修正が急速に進む可能性もある」と読む。マザーズへの資金回帰は、日本株底上げを見極める1つの目安にもなりそうだ。