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「JMC」大物トレーダー注目を材料にストップ高 2017.03.02 夕刊フジ

 まるでイナゴのように次から次へ銘柄を食いあさるイナゴトレーダー。彼らの中には数匹、いや数人の「親玉イナゴ」がいる。特筆すべき材料が出たわけでもないのに突然、株価がストップ高するような時は、「親玉が取り上げた」ことが理由であることも少なくない。

 3Dプリンターによる試作品メーカーのJMC(5704)もそのひとつだ。昨年11月の上場初日が株価天井となっていたが、親玉の一人が取り上げたことで上昇が加速。昨年の高値更新を契機に、さらに買いが集中したようだ。ネット上では「○○○(※親玉の名前)銘柄すげーな」と影響力に感心する声が続出。中には、「○○○銘柄に全てを賭ける!」といったツイートも見られた。

 JMCとは対照的に、業績の大幅上方修正で買われているのが超純水装置大手の野村マイクロ・サイエンス(6254)。14日の決算発表から株価はすでに2倍超に暴騰している。同じ賭けるなら、せめてこのような銘柄に賭ければと思うのは私だけだろうか? (新井奈央)

 【2017年2月23日発行紙面から】