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(株)ヘリオス【4593】の掲示板 2015/10/03〜2015/10/06

>>465

海外市場で、製品においても市場においてもライバルになると予測されるのがアメリカだ。特に加齢黄斑変性の市場ではES細胞から作られたRPE細胞がライバルになる。市場規模も大きく、アメリカだけで3,700億円超の市場となる。
 
RPE細胞の分野で現在、アメリカで最もリードしている企業がES細胞からRPE細胞を製造しているOCATA社だ。2月にナスダック市場に上場、最近、約37億円の資金調達もした。同社CEOのポール・ウォットンは大きな自信を見せる。

「2011年に、安全性を確認する初期の臨床試験を開始して、最近終了したばかりです。アメリカ、イギリス、韓国の3カ国で44人の患者に移植しましたが、4年経った現在も、細胞は安全に機能しています。しかも、韓国では、移植した4人の患者中3人、アメリカでも18人中13人の視覚が改善されました。つまり、安全性だけではなく、有効性のシグナルも、すでに多くの患者で見て取ることができたのです」
 
同社は、7月から有効性のシグナルを確認するフェイズ2の臨床試験に入り、17年には終了して、フェイズ3で患者の視覚の改善と細胞の再生を最終確認して、製品を市場に送り出すのは、22~23年を予定している。20年の承認販売を予定している鍵本のヘリオスとべて、数年のビハインドとなるわけだ。