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kri***** 強く買いたい 2016年5月14日 09:43

 文藝春秋五月号は皆さん、読まれていますよね。
 まだIRは出ていませんが、いずれBIG IRが出る可能性はあると思っています。
 ですから、今は「買い時」だと思っています。
 月曜日の午後から、じわじわ上がっていくと予想中です。

文藝春秋五月号 ↓

末期のがんが小さくなった
 立花:今、世界中の医療関係者、がん患者の間で話題になっているようですね。新しい免疫療法として絶大な期待を寄せられていますが、正直なところ、僕はまだ、免疫なんかで本当にがんをやっつけられるのかな、と思っているんです。効果を裏づけるしっかりしたデータはあるんですか?
 本庶:いちばんはっきりした効果がわかる臨床試験のデータは、二〇一四年十一月にアメリカの医学雑誌「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディスン」に発表されたものです(図)。
 この臨床試験では、悪性の皮膚がんであるメラノーマの患者四百十八人を二つのグループに分け、一方(二百十人)にニボルマブ、もう一方(二百八人)には、当時メラノーマにいちばん効くと言われていた抗がん剤のダカルバジンが与えられました。いずれの患者も、他の処置を受けた経験はなく、医師にメラノーマと診断されたばかりの人が選ばれています。どちらの薬を投与されるかは、患者にも、医師にも知らされませんでした。
 …(中略)…
 本庶:先ほどの結果ですが、臨床試験開始後、一年後まで生きていたのは、ニボルマブを投与された患者で七〇%、抗がん剤では四〇%以下でした。ニボルマブ投与では一年四カ月後でも生存率はほぼ横ばいの七〇%。それに対して抗がん剤を投与された患者の生存率は二〇%を切ってしまった。
 立花:いちばん効くと言われた抗がん剤にも大きな差をつけた。
 本庶:そうです。あまりにはっきり差がついたので、臨床試験を続けるのは非人道的だからやめろ、と第三者委員会が途中でストップさせたくらいでした。これ以上続けても学術的な意義はあるかもしれないけれども、ニボルマブのほうが有効だとわかったのだから倫理的に問題だと判断されたのです。その後、それまで抗がん剤を投与されていた患者にもニボルマブが処方されました。
【立花隆、本庶佑 構成/緑慎也:がんを消す免疫薬の真実. 文藝春秋第九十四巻第七号 240-259 2016】