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ブライトパス・バイオ(株)【4594】の掲示板 2017/03/15〜2017/03/16

GP&AI社も頑張れ~


日本経済新聞より引用

iPS移植、2年後も経過良好 理研など安全確認
2017/3/16 10:03

 理化学研究所などのチームは目の難病患者に対しiPS細胞から作った目の網膜細胞を移植した世界初の臨床研究の手術について、約2年後も経過が良好で安全だと確認した。患者は病気の進行が止まり、目立った副作用も起きなかった。iPS細胞を使う再生医療の実用化に役立つ結果だ。
 詳細は16日付の米医学誌に発表した。京都大学の山中伸弥教授は今回の結果について、「iPS細胞を使った治療を安全に行うことができることを示した重要な成果だ」とのコメントを出した。
 理研の高橋政代プロジェクトリーダーらは、2014年9月に失明を招くこともある難病の「加齢黄斑変性」の女性患者に対し、本人のiPS細胞から作ったシート状の網膜細胞を移植する手術を実施。経過観察では移植した細胞ががん化するなどの異常はなかった。
 高齢者に多い加齢黄斑変性はものが見えづらくなり、徐々に症状が進む。患者は手術前、投薬治療をしていたが視力は下がり続けていた。手術後は薬をやめたものの視力は維持できているという。
 研究チームは、患者本人からiPS細胞を作ると、治療の時間や費用がかかることも指摘した。理研などは今年2月、他人のiPS細胞を使って同様の手術をする臨床研究を始めた。備蓄しておいた細胞を治療に活用できるため、患者本人のiPS細胞を使った1例目に比べ、費用や移植までの期間を10分の1程度に抑えられるとみている。