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↑の書き込みに記事おいておく。
sp-03の日本でのソレイジアの売上への寄与は想定数千万程度らしい。

また、上記引用にもある通り、エピシルはスウェーデンのCamurus ABから導入した製品であり、その販売権はMeijiSeikaファルマに再導出されている。通常の創薬ビジネスにおける開発元のロイヤリティが10%前後、低いものでは数%とされていることから、再導出モデルのエピシルから得られるロイヤリティは1桁%の前半と推定される。その場合、仮に販売額ベースでの売上規模が100億円に達したとしても、ソレイジアに落ちる売上は数億円に過ぎず、現状の固定費を吸収できるレベルにはならない。

ちなみに、エピシルはイギリスでは69ポンド(約10,143円)、カナダでは89カナダドル(約7,855円)で販売されていることが確認できる。1ヶ月あたりの薬価が100万円前後になる抗がん剤とは比べるべくもない安価である。日本での価格がいくらになるかは現時点では不明だが、もしイギリス並みの1万円であった場合、100億円を売り上げようとすると、このスプレーが国内で年間100万本売れなければならないことになる。あくまでも抗がん剤治療の副作用に処方される製品で、しかも薬品ではなくスプレーであるエピシルがそれほど多く販売されるような未来を私は想像することができない。もし実際の販売額が10億円程度にとどまれば、ソレイジアの手取りは数千万円程度にしかならないという可能性も十分にあるだろう。

まとめると以下のようになる。

①エピシルは薬効を持たない医療機器である
②エピシルはCamurusからの導入品で、ソレイジア自体は開発を行っていない(ロイヤリティ料率が低い)
③エピシルの価格は1万円前後になる可能性が高い