ここから本文です
Yahoo!ファイナンス
投稿一覧に戻る

オンコリスバイオファーマ(株)【4588】の掲示板 2019/12/05〜2019/12/09

今回中外に与えられているオプション期間については、1年ないしは長くて2年ではないかと思っています。1年だとすると来春までに決断をすることになりますが、企業治験のP1の結果は既に出ているでしょうし、国立がん研のキイト併用P1bの結果も出てる可能性高く、判断を下す事はできるのではないかと思っています。オプション期間の設定が2年であれば、そこから更に最長1年間他の治験の進捗を見極める事ができますが、個人的にはその場合でもそれほど長い時間はかけないのではと考えるようになりました。昔はオプション契約を結ぶ場合、その期間中売り手が第三者と交渉する事や情報提供する事を一切禁止するいわゆる"No-Talk条項"を盛り込んで売り手に縛りをかける事がされていましたが、そうした条項は株主利益を害する可能性があるという事であまり使われなくなっているようです。オンコリスもそうした制約は受けていないと思います。以前どなたかがその様な投稿をこの掲示板でされていた記憶があります。中外はその代わりとして、8億円の資本出資を行ったのではないのかな?
いずれにしても、オンコリスは法的にはフリーの可能性が高く、治験で次々と素晴らしい結果が出てきた場合、果たして他のメガファーマはじっとしているのでしょうか?
もし他のメガファーマが中外よりかなり良い条件をオファーした場合、中外には多分優先交渉権(First Refusal Right)が付与されていると思うので、中外はそのより良い条件に合わせて本契約を締結するか契約を諦めるかの選択を迫られる事になります。1社ならまだしも複数の会社からそのようなオファーが出てきたら競売状態になり収拾がつかなくなります。中外としては、その様な事態は絶対避けなければなりません。その為には、治験で良い結果が出てくればあまり時間をかけず決断するのではないのかなと思っている次第です。大分希望的観測も入っていますが-----果たしてどうなりますか?
もしそうであれば、この間の岡山でのキイト併用治験結果についても、その内容が良ければ良いほど中外としてはあまり公けにしてほしくないと考えるのは良く理解できます。
ここの掲示板も最近は皆さんお疲れで元気がないようなので、買い煽りとお叱りを受けると分かっていながら、長文投稿をさせて頂きました。 失礼しました‼

  • >>202


    >中外はその代わりとして、8億円の資本出資を行ったのではないのかな?

    どう言う意味ですか? 教えて下さい。

    >この間の岡山でのキイト併用治験結果についても、その内容が良ければ良いほど中外としてはあまり公けにしてほしくないと考えるのは良く理解できます。

    岡山でキイト併用治験をやったのですか?

  • >>202

    chihiroさん
     ありがとうございます。
     前にもchihiroさんから以下のような専門的な解説をいただきました.ライセンス契約の一般知識に関して非常にお詳しいので、私どもが計り知れない中外とオンコリスの内部状況を推測するご意見も含めて、参考になります。
    --
    No.366 2019/06/09 12:19

    > 私の記憶が正しければ、今年の春先オンコリスはライセンス先に関して、免疫チェックポイント阻害剤をやっているところ1社に中国等以外の世界的独占権を与え、しかもがん種の限定はしないと言っていたと思います。
    > 又、1社に限定した場合、その他の会社がやりたいとなった場合は、サブライセンスで対応するという事だったと思います。
    > もし、この通りの考え方で来ているのであれば、例えばメルク等との話はサブライセンスの話という事になるのでは? 世界のロッシュ(中外)と言えども、全世界、様々ながん種を対象に、しかもいろんな療法での治験を単独で実施していくのはどう考えても非現実的で、いずれ信頼できるパートナー(Non-Exclusive Sublicensee)数社とアライアンスを組む形での世界展開を目指しているのでは?
    > もちろんどことどういうアライアンスを組むかは中外に決定権がある訳ですが、オンコリスもその一員としてパートナー選定のお手伝いをしているのかなと思っているのですが、果たしてどうでしょうか?