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  • >>220

    サンバイオと比較する大うつけが後を絶たないので2社の違いを説明しますね。
    2社の株価はなぜ違うのか。

    ①アナリストの評価が違う。
    サンバイオのアナリストの評価は慢性脳梗塞の結果の後、3社がレーティングを出し時価総額3000億円が妥当としています。
    オンコリスのアナリストの評価はかなり甘めの評価をすることで有名なフェアリサーチ社が数百億円の価値が妥当としています。

    ②なぜアナリストの評価が違うかというと持っているパイプラインからもたらされる利益の見積もりが違う。
    サンバイオは米国慢性脳梗塞で4桁億後半の売上を上げると各社に推定されており、ここから3割程の利益を得ると見積もられています。営業利益にして2000億程度ということです。それが妥当かはともかく投資家はそのように考えています。
    一方、オンコリスは強みのある食道がんにおいて日欧米合わせても1300億円ほどの売上しかないと予想されています。オンコリスはハンルイとの契約では多くてもこのたったの1割しか受け取る権利はありません(8-14%のロイヤルティでうち3分の2のみを受け取る権利がある)。営業利益ベースでたったの130億円です。癌腫を拡大させる可能性もあるとされていますが、事業者側も他癌腫は競合が厳しいとも認めています。オンコリスもメラノーマはすでに手を出して患者も集められぬまま撤退を決めています。

    ③ライバルの存在が違う。
    現在サンバイオの慢性脳梗塞やTBIのパイプラインにおいては世界中に目だった競合相手はいません。上記の慢性脳梗塞だけでも兆円ともいわれる市場はサンバイオにとってブルーオーシャンだということです。
    一方、オンコリスには腫瘍溶解ウィルスだけで40以上ものメジャーな競争相手がおり、大手も15社以上が腫瘍溶解ウィルスの契約や買収を進めています。まさにレッドオーシャンと呼ぶにふさわしい市場です。

    ④開発段階のフェーズが違う。
    サンバイオは現在、すでにRCT試験をこなし2相を終え日本では上市に向け準備を進めている段階です。
    一方オンコリスは、RCTもしてない1相を終え、これから2相を進めようという段階です。サンバイオが同様の段階(上場直後)にあったときは、サンバイオもそもそも時価総額1000億以下しかありませんでした(安いときは500億以下まで落ちていました)。