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オンコリスバイオファーマ(株)【4588】の掲示板 2019/04/01

Journal of Clinical Oncologyの対象は、PD-L1陽性進行性食道がん患者だ。しかも、人数の多いPhase IIでは15%の効果しか出ていない。オンコリス社試験の対象は、PD-L1陰性の患者も含まれているぞ。

  • >>5669

    ほい。
    phase 2のphase1bの選定で違いの1つはマイクロサテライト不安定の患者というキイトルーダが著しく効きやすいグループを除いてること。
    選定基準が最も近いのはこれ。

    > 進行性食道がん対するキイトルーダ単剤療法、部分奏効率(PR)30%を達成する
    > Journal of Clinical Oncologyより
    >
    > 2017年11月8日、医学誌『Journal of Clinical Oncology(JCO)』にて治療歴のある進行性食道がん患者に対するペムブロリズマブ(商品名キイトルーダ;以下キイトルーダ)単剤療法の有効性を検証したKEYNOTE-028試験(NCT02054806)の結果が公表された。
    >
    > KEYNOTE-028試験とは、PD-L1陽性固形がん患者に対して2週間に1回の投与間隔でキイトルーダ10mg/kg単剤療法を投与し、主要評価項目としてRECIST1.1に基づく奏効率(RR)、副次評価項目として無増悪生存期間(PFS)、全生存期間(OS)を検証したマルチコーホートの第Ib試験である。なお、本論文では食道または食道胃接合部の扁平上皮がん、腺がんを対象としている。
    >
    > 本試験では83人の患者でPD-L1発現率が検証され、37人(45%)の患者でPD-L1陽性と診断され、その内23人の患者が試験に本登録されている。患者背景としては、年齢中央値65歳、扁平上皮がん87%、少なくとも前治療歴が2レジメン以上ある患者87%であった。
    >
    > 本試験におけるフォローアップ期間中央値7ヶ月(1-33ヶ月)における主要評価項目である奏効率(RR)の結果は、部分奏効率(PR)30%(N=7人)であった。また、扁平上皮がん患者における部分奏効率(PR)は28%(N=5/18人)、腺がん患者における部分奏効率(PR)は40%(N=2/5人)であった。そして、標的病変の縮小が52%(N=12人)の患者で確認された。
    >
    > 以上の試験結果を受けて、本論文のファーストオーサーである国立がん研究センター東病院・先端医療科長である土井 俊彦氏をはじめとした治験医師は以下のように結論を述べている。”キイトルーダは複数の治療歴のあるPD-L1陽性進行性食道がん患者に対して持続的な抗腫瘍効果、また管理可能な毒性を示しました。”