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  • 防衛医大などは大量出血した負傷者を救命する人工血液を開発した。ウサギの実験で成功した。人工血液を素早く輸血できれば、大けがによる死者を減らせるという。論文を米輸血学誌に発表した。
     血液に含まれる傷口をふさぐ血小板と体細胞に酸素を運ぶ赤血球の二つが出血で失われると死に至る。保存期間は血小板が固まらないよう揺り動かして4日間、赤血球は低温で20日間ほどで、血液型ごとに大量に準備する必要がある。輸血には患者の血液型を調べる必要があり、救急救命士などは輸血できない。
     チームが開発した血液は、人工の血小板と赤血球からなる。それぞれリポソームという細胞膜成分で作った微小な袋に、止血成分と酸素を運ぶ成分を詰めた。重篤な出血状態のウサギで試したところ、10羽中6羽が助かり、本物の血液を輸血した場合と同程度だったという。血液が固まるなどの副作用もなかった。
     常温で1年以上保存でき、血液型を問わない。このため、実用化されれば、病院に着く前に事故現場で輸血でき、救命率が上がる。研究チームの木下学・防衛医大准教授は「離島など十分に血液を準備できない地域もある。人工血液でこれまで救えなかった命を救える」と話している。
     研究成果の論文は(https://doi.org/10.1111/trf.15427)で読むことができる。(三上元)

  • 旅行業界のアカデミー賞といわれる「World Travel Awards 2018(ワールド・トラベル・アワーズ)」にてペルーが7年連続となる「世界最優秀グルメ観光地賞(World’s Leading Culinary Destination 2018)」を受賞し、世界中の美食家からペルーの食事が注目されています。ペルーにはキヌアをはじめ、カムカムパウダー、アサイー、マカなどの多種多様なスーパーフード、ビタミンや抗酸化物質の高い食材の宝庫。

    特殊な気候が栄養価、アミノ酸、高いベータカロチンを誇る食材を生み出す、世界で最も有名なスーパーフードの原産地です。

    ヘルシーな食事の根本はその国の「伝統的な食事」にあると言っても過言ではありません。ヘルシーな食生活を送るには祖先が行なっていた生活に戻ることが一つの方法です。

    今回はそんなペルーの郷土料理、「セビーチェ」にフォーカス。「セビーチェ」とは、は柑橘類の汁とスパイスやハーブで、マリネされた生の魚を使う料理です。

    柑橘類の果汁の酸味は魚のたんぱく質を分解し、体内へ効率よく吸収されるのでセビーチェは消化にもいいビューティ料理。また使用する魚介類は低脂肪でミネラル、

    ビタミン、タンパク質が摂取できるので、素晴らしい食材です。

    柑橘系(レモンやライム)と白身魚や刺身用の魚があれば簡単にでき、とてもヘルシー! 加工食品をとらずに準備することができ、栄養価の高い成分を摂取できます。

    モデルのジゼルやグウィネスパルトローもお気にいりだというセビーチェ。

    世界が注目するペルーの伝統料理を試し、新しいビューティライフをはじめましょう!
    (材料)2人分
    ・白身魚 たら 1匹(ひらめ、鯛、刺身でも可)
    ・刺身用たこ 230g (エビ、イカでも可)
    ・ミニトマト 8個
    ・アボカド 1/2個
    ・セロリの 1/2本
    ・紫タマネギ 1/2個
    ・きゅうり  1/2個
    ・ライム汁 1個分
    ・おろしニンニク 2片
    ・海塩 小さじ1
    ・エクストラヴァージンオリーブオイル 大さじ2~3
    ・胡椒 少々
    作り方
    1 鍋に水をたっぷり入れ、沸騰させる。タラを沸騰させたお湯の中に入れ、2~3分茹で、身に火が通ったら鍋から取り出し、適当な大きさに切るか手でさく。この時皮や骨を全て取り除く。

    2 タコは1cm角に切っておく。

    3 中くらいのボウルにライム汁、おろしニンニク、海塩、胡椒を入れ、1のタラと2のタコを入れ混ぜ合わせ、15分ほど冷蔵庫でマリネする。

    4 ミニトマトは半分に、アボカド、セロリ、紫玉ねぎ、きゅうりを全て1cmの角切りにする。

    5 3のボウルの中に4を入れ、オリーブオイルをまわしかけ、ヘラで全てがなじむように優しく混ぜる。最後に味を見ながら胡椒、海塩で味をととのえる。
    【ポイント】
    柑橘系にはレモン、ライム、みかん、グレープフルーツを使用し、生の魚はスーパーで刺身として購入できるものでOK。これらをベースにして、タマネギ、チリペッパー、トマト、ピーマン、アボカド、フレッシュハーブやスパイスを入れて無限大のバリエーションができます。

    簡単にできるのでにおしゃれでヘルシーな見た目、スーパーのお刺身でマリネするだけでもできるので、おもてなし料理にも最高です。

    さっぱり、さわやかな口当たりは暑さが残る時に大活躍なので是非定番レシピにしてください!

    ※参考:www.worldtravelawards.com/award-worlds-leading-culinary-destination-2018


    監修:米国認定ホリスティックコーチAYUMIさん
    10代の頃より自分自身の悩みやコンプレックスを「食事・運動・マインド」を通じて改善することで人生が変わり、生きる上での包括なアプローチが必要だと確信。自然と周りの女性から相談されることが多くなり、より専門的な知識を得るために渡米。ニューヨーク栄養学校で「Institute for Integrative Nutrition」の認定ホリスティックヘルスコーチの資格を取得。以降、ヘルスコーチとして女性の人生を向上させるためのセッションに従事。「生き方が変わった」「人間関係が好転した」「悩みが軽くなった」などの声も。そのセンスの良いSNSにファンも多い。

  • 「ここが舗装されていないので車の故障や事故も多い。パラー州政府は今年度の予算に組み込んでいると言いますが、動きはないですね」。車で第二トメアスー移住地に向かう途中、運転する林さんからそう説明された。
     第二トメアスー移住地への道は土がむき出しだ。アマゾン移民90周年、第二トメアスー移住地が建設され50年以上経つが、一度も舗装されたことがない。ガタガタと揺れて砂埃が舞うと後ろを走る車の視界を奪うので、事故が多いのも頷ける。
     同地には今も日系人が14家族住んでおり、毎日未舗装の道を車で走りトメアスーの中心地に出て行くという。もちろん、この道が舗装されて喜ぶのは日系人だけではない。東へ続く道はパラゴミナスという町に繋がっており、舗装されると行き来し易くなる。さらにJICAの旧熱帯農事試験場だった場所に、現在EMBRAPA(農牧研究公社)がアブラヤシの苗の母樹園や試験場を計画している。
     7月末時点で、同地の道路に舗装工事が始まる様子は見えなかった。乾季の今のうちに初めておかなければ、12月からは雨季になる。舗装は急務だ。
     林さんは、「一度雨季の直前に工事を始めて、舗装が中断されて莫大な金額が水の泡になった。予算に組み込まれているのであれば、早く始めてほしいですね」と切実な思いを語った。

    峰下興三郎さん
     ピメンタ景気の黄金時代から一転、1974年の異常降雨によりピメンタに根腐れ病が蔓延し、移住地の経済に大打撃を与えた。収穫の減産が続き、再び移住地を地獄へ突き落した。そのショックからから立ち直らせたのが、アグロフォレストリー(森林農法)だ。
     アグロフォレストリーは、複数の作物を重層的に一つの畑に植えることで、自然に近い環境を残しながら生産する。アマゾン生態系と共存しながら農業が行えるわけだ。当時のトメアスー総合農業協同組合(CAMTA)理事で東京農業大学出身の故・坂口陞(のぼる)さんらが、インディオの庭の植生を参考にして考え出し、商品作物に適応したと言われる。
    今回取材を行った農場は3か所。昨年来訪した眞子さまを農場に案内した峰下興三郎さん(80、満州生まれ)、アブラヤシをアグロフォレストリー方式で育てる先駆的な取り組みを行っている菅谷クラウジオたかひろさん(42、二世)、アグロフォレストリーの先駆者で技術普及にも熱心な小長野道則さん(61、鹿児島県)だ。

    小長野道則さん
     CAMTAに所属する組合員で3本の指に入る大農家、小長野さんは850ヘクタールの土地を所有し、その内230ヘクタールが農場だ。農場では、胡椒、カカオ、アサイー、クプアスー、ピタイヤなどの熱帯フルーツを生産している。また、マホガニーを育てており、「将来のためにマホガニーの植林を考えている。パラー州中に広めたい」との意欲も語っている。
     「年中何かが収穫できる状態。アグロフォレストリーを導入して、トメアスーの生活は格段に良くなった。他の郡や市の長がよく見学に来るんですよ」。
     ちょうど見学させてもらった7月はカカオの収穫時期で、労働者80人が働いているという。今年は雨量が多く、小長野さんも「まるで1974年の異常降雨のようです。例年と比較してカカオの豆が小さい。収穫量は70%くらいになりました」と苦戦しているようだ。
     だが、数々のアイデアでトメアスーの農場の先駆者的役割を担ってきた小長野さんは「ショベルカーを買って、排水対策をしようと思っています。まず自分がやってみて、うまく行ったら、周りの農家にも広めたい」との考えを語る。話すとポンポンとアイデアが飛び出す小長野さんは「昔は農家じゃなくて先生になりたかった」と言っているが、この仕事は天職だったようだ。
     CAMTAで乙幡敬一アルベルト理事長から胡椒の国外市場の脅威を聞いた通り、小長野さんも「ベトナム、マレーシアでも胡椒をブラジルの半分のコストで作っている。何かしなければ対抗できない」と語る。
     そこでコストを下げるため、新しいやり方に取り組み始めた。「すでにアグロフォレストリーの状態に育っている畑に、新たに胡椒を植えて栽培するんです。32年前に植えたクプアスーの横に胡椒を植えたんですが、果樹の落ち葉が有機質になり、積もり積もって土壌が良くなった。胡椒は順調に育っています。このやり方だと整地、肥やし、草取りが必要ないのでコストが50%以下になるんですよ」。
     昨年3千本植えた胡椒は、見事に育った。今年も苗を植え、実績を残せば周囲もそのやり方を見習うはず。その貢献度の高さから連邦政府に「地域発展国家表彰」を授与されている小長野さんだけに、今後も農業の先駆者として技術の開発普及に取り組んでいくだろう。
    最後の取材で訪問したのは、故・新井範明さんが保全した原生林だ。林さんに案内してもらい、遊歩道を歩く。この地域には原生林が少ないため、ここには観光客だけでなく研究者も訪れるという。
     アマゾンのジャングルというと密に生い茂った草木で歩けないイメージを持つ人も多いが、「下草はなくて、木が細く長く伸びて後から太くなるんです」と林さんは説明する。太い木の中には、樹齢数百年のものもあるという。やがて落葉や枯木が堆積し、分解されて深い土壌を形成する。

    故・新井範明さんの妻慶子さんと息子の智紀フランシスコさん
     この森を保全した新井さんは、今年3月9日に亡くなった。妻の慶子さんは「派手な事が嫌いで、地道に山歩きするような人。写真ではいつも笑っているのよ」と、几帳面に収められたアルバムをいくつも出して見せてくれた。
     非常にマメな人物だったようだ。父亀吉と母ウメ子がトメアスー日本語学校の教師を務めた際に作った校歌の楽譜や、1979年にドラマ化された、仲代達也主演の「アマゾンの歌」(角田房子著)のロケスケジュールの冊子など、貴重な資料を全て保管している。

    故・新井範明さん
     新井さんの人柄は住む家にも表れている。1957年に建てられた家は、トメアスーの中でも古い方だ。自分で土台を作った家に生涯住み続け、今も妻の慶子さんが住んでいる。物に愛着を持ち大事に使い続ける性格のようだ。
     林さんに原生林を案内してもらっている際、何故新井さんが原生林の保全を始めたのか聞いた。新井さんは「自然と共に生きる」という考え方の持ち主で、それを体現した一つが原生林の所有だった。
     その一貫した考え方は、自身が祭典実行委員長を務めたアマゾン移民70周年時のテーマ「アマゾンの自然と調和して」にも表れている。
     移住して90年間。時にはアマゾンの自然の脅威にさらされ、その度に工夫を凝らして「緑の地獄」を「故郷」にしたトメアスー移住地の人たち。それを象徴した生き方だった。(つづく、有馬亜季子記者)
    トメアスー移住地で見学させてもらった菅谷クラウジオたかひろさんの農場は、モノカルチャーが主流であるアブラヤシをアグロフォレストリー形式で育てる先駆的な取り組みを行っている。ブラジルを代表する化粧品メーカーナチュラ(Natura)にも協力しており、生態系、肥料、雨量、温度など細かいデータを取っている。このやり方は「世界でもここだけ」だそう。アブラヤシは森林を伐採して植えるので、インドネシアでは動物の生息地が失われ、オラウータンが絶滅の危機にさらされたが、このやり方であれば生態系が失われない。今後世界中でモデルとなる取り組みとして、注目を集めているようだ。
        ◎
     故・新井範明さんが残した貴重な資料の中に、米国のビル・クリントン大統領から戦時中の強制収容に対し謝罪し5千ドルの賠償金を支払う旨の手紙があった。新井さんは、3歳の時に両親が日本語学校の教師としてペルーに派遣されたが、戦時中は日系社会リーダーの一人として米国に連れて行かれ、テキサス州シーゴビル収容所に抑留されたそう。その後は交換船で日本へ帰国するはずが、軍属としてシンガポール行きに抜擢され、終戦間際の45年7月に帰国するなど、実に波乱万丈な人生を送った。その経験もあって渡伯を決意したのかもしれない。詳しいことは新井さんが生前に自分史にしようとまとめていた資料があるとのこと。ぜひ、いつの日にか刊行されることを心待ちにしたい。

  • フルッタフルッタアサイーカフェ秋の新メニュー登場🌈
    🌟ピタヤ寒天ボウル
    あっさりとした手作りピタヤ寒天に、ココナッツアイスとフルーツ、あずきをトッピングし、コクのあるアサイー黒みつをかけた可愛らしい和スイーツです。
    🌟マンゴーバナナシェイク
    →ココナッツグルトを使用したマンゴーバナナシェイクに、ビターな味わいのアサイーチョコレートソースを合わせた絶品シェイク🍌
    10月31日までの販売です。
    ぜひお試しください💛💚

  • >>417

    つーかおまえみたいな気持ち悪い奴

    わしは直ぐにブラックリストに入れるから、なんかわしに物申したい時は別垢で書き込みなさいよw
    まーその別垢もすぐブラックリストだがなw

  • >>417

    わろた
    おまえフルちんに張り付いてコメントしてんじゃんw
    さぞ含み損すげーんだろなw

    あ、ざまぁwww

  • フルちん気合い入れろや
    デイトレで数回取ったから、フルちんにはガチで頑張ってほしいのよ

  • 優待内容がクーポンから一律同一商品に変更になったんですね。
    今まで注文が煩わしかったので良かったです。
    先日400以下で久々に買いました。
    アサイー、もう1つ生産性と低コストでもっと認知してもらうと良いけど。
    うちの子供はすごくアサイーの優待が好き好んで飲んでます。

    頑張ってください。

  • >>391

    イベントの担当をしております松田と申します。

    改めまして、この度はイベントの参加申込みを頂きまして誠にありがとうございます。

    応募多数のなか厳選なる抽選を行った結果、
    誠に残念ですが今回はご希望に沿うことができませんでした。

    興味を持ってお申込みをいただきましたのに、お断りせざるを得ない状況となり、
    本当に申し訳ございません。

    またイベントを開催する際には改めてSNS等でご案内させていただきます。

    これに懲りず、今後ともフルッタフルッタのアサイーのご愛顧を賜りますよう、
    何卒よろしくお願いいたします。

  • 長澤先生!!

    今こそ東京アサイーランドを開催すべきでしょ?

    来年は日本中が朝から晩までアサイーの話題で埋め尽くされる。
    今から在庫を積み上げた者こそ勝者!

    今年はFFを集めるのに忙しい。。

  • ここ数年、1日にコーヒーを3杯飲むことを提案する、コーヒーメーカーのコミュニケーション活動を目にする機会が増えている。世の中では、コーヒーの産地や淹れ方にこだわるサードウェーブのトレンドが、メディアでも取り上げられて関心が高まっているが、なぜ、摂取杯数を打ち出したコミュニケーションを行っているのか。その鍵は、ポリフェノールの含有など、コーヒーを飲む理由を改めて伝えるねらいにあった。

    日本のコーヒー消費量は堅調に推移し、コーヒーが毎日の生活の中に定着する中で、“1日3杯のコーヒー”を勧める動きが出ている。

    コーヒー販売量で国内最大手のネスレ日本は、「3Coffee a Day 1日3杯のコーヒー習慣がいい人生をつくります。」を、今年から様々な場面で訴求している。また、レギュラーコーヒーでトップシェアのUCC上島珈琲も、「ココロとカラダに1日3杯コーヒー習慣」として、“1Day 3Break”の訴求を強めている。

    どちらも1日に3~5杯のコーヒー摂取を勧める活動だが、なぜ杯数の訴求まで行うのか。

    それは、コーヒーには美容・健康成分のポリフェノールが含まれるが、そのことが生活者に知られていないことが大きな要因だ。

    全日本コーヒー協会が20~79歳男女に対し行った昨年の調査結果によれば(n=1137人)、ポリフェノールと聞いて想起される飲料・食品のトップはワインで全体の66.6%、次いでチョコレートの55.8%で、コーヒーは、ぶどう、ブルーベリー、大豆食品に次ぐ6位で9.9%だった。ただ、実際に日本人がポリフェノールを最も多く摂取しているのはコーヒーからである(ネスレ調べ)。

    一般的に理想的と言われるポリフェノール摂取量は、1日1000mg~1500mg以上とされるが、現在の平均摂取量は800mg程度にとどまっている。そこで理想の摂取量を達成するために、現状の1日に平均1杯とされるコーヒーの飲用杯数を、3杯以上にしようというのが、「1日3杯のコーヒー」訴求の大きな理由につながっている。コーヒーには100mlあたり約200mgのポリフェノールが含まれているためだ。
    ポリフェノール摂取をコーヒーで促進するため、味の素AGF社は、今秋から主力製品でポリフェノール含有量を記載する活動を始める。

    同社担当者は、「われわれはポリフェノールを通じたコーヒーの健康価値の訴求に取り組むべきだと考えている。影響力のある売れ筋商品の“ブレンディ スティック”では、ほぼ全品種でポリフェノール含有量を記載し、他の製品も段階的に取り組む。嗜好品に健康価値は合わないと言われるが、生活者の意識は変わっており、健康・栄養課題に対する価値の訴求は待ったなしだ。訴求する大事な価値のひとつであり、継続的に取り組む」と話す。

    UCC上島珈琲は、“1日3杯のコーヒー”飲用習慣を提案する中で、原料や製法でポリフェノールやカフェイン量をコントロールしたレギュラーコーヒー製品として「カフェリズム」を展開している。気分やシーンでコーヒーを選べる仕掛けで、若年層や女性のコーヒー飲用のきっかけを作っている。同社担当者は、「ポジティブにポリフェノールを摂れるように、“カフェリズム”のような製品投入や、コミュニケーション活動を行っている。菓子メーカーとチョコレートでコラボするなど、業界を超えた連携でポリフェノール摂取を訴求していく」と語った。

    「“良い人生”を送っている人は、1日3杯のコーヒー習慣を持っている」(ネスレ日本資料)
    一方、ネスレ日本は、「1日3杯のコーヒー習慣」は、ポリフェノール摂取の促進にとどまらず、より大きな意義があるという。同社は、予防医学研究者の石川善樹氏との共同研究により、WHOが定義する“GOOD LIFE(良い人生)”を送っている人は、1日3杯のコーヒー習慣を持っていることを発見したという。これは、“ココロ”“からだ”“つながり”の面で、コーヒーが果たす役割が大きいことを示す。

    ネスレ日本の担当者は、「コーヒーを飲むことは、生活者の毎日にとってどのような効用をもたらすのかということを、機能的な価値以外も含めて見直した。いきいきとした人生を計る上でわかりやすい要素が、世界的に調査されている幸福度だったのでその関係性を調べたところ、コーヒーを飲む杯数が多ければ多いほど、その人たちの人生の幸福度は高く、毎日を前向きに生きていることがわかった。人と会った時や疲れた時など、コーヒーは1日の中で切り替える時のスイッチ的な役割があるのではないかと考えている」と話す。

    「コーヒーと健康」については、2015年春に国立がん研究センターが多目的コホート研究の成果として、1日3~4杯飲む人の死亡リスクはまったく飲まない人に比べ24%低いことを発表した。だが、ポリフェノールが含まれることなど、コーヒーはまだ知られていないことが多い。コーヒー各社は、飲む価値を改めて伝えるとともに、1日3杯以上飲めるように、さまざまなシーンで飲用できるような製品・サービスの開発に取り組んでいる。

  • 各日系団体で縁の下の力持ちとして活躍する婦人部。トメアスー移住地でも同様に、トメアスー文化農業振興協会(ACTA、文協)とトメアスー総合農業共同組合(CAMTA)では、それぞれ婦人部が組織され活躍している。
     「CAMTAの婦人部は組合員なので、文協より非日系人が多いんですよ」と教えてくれたのは、両団体の婦人部を掛け持ちするCAMTAの乙幡理奈部長(47、二世)。乙幡敬一アルベルト理事長の妻で、今年は夫婦で長を務めている。サンパウロ州バストス出身で、結婚してトメアスーに移住した。
     CAMTAの婦人部は87年1月26日に創立し、イベントでの商品販売の他に、組合の隣りにある店で手作り製品を販売している。販売するのはバナナチップ、ビスケットなどの食品が多い。
     マラクジャ、クプアスー、タぺレバなど12種類の熱帯フルーツジュースも婦人部の手作り。「今年は初めてピタイヤとパイナップルのジュースも作りました」と新しい味の開発に余念がない。これらは盆踊りなどのイベントでも販売される。
     そんな婦人部に所属するのは120人で、そのうち半分が日系人、残りの半分が非日系人だ。今年は7人の役員のうち、初めて理奈さん以外は非日系人が選ばれた。理奈さんは「やっぱり考え方が違うので、責任もってやってもらうように非日系人に教えながらやっています」とその苦労を語る。
     若いメンバーが少ないことも悩みの一つだ。今の会員は4、50代がメインで30代から下は全体の2割程度。「トメアスーに若い日系人自体が減っているので増えないですね」と厳しい表情を浮かべる。
     課題もある中、90周年のための準備は着々と進行している。CAMTA婦人部は、13日に文協前でCAMTAのジャム、ピメンタ、シャーベットや、熱帯フルーツなどの地元の特産品、婦人部の手作り石鹸、手作りお菓子等を販売する。
     また、80周年に一部の婦人部で始めた「Arte CAMTA」でも、アサイーの種でケータイのアクセサリーやネックレスなどを作り販売する予定だ。
     今後の展望について理奈さんに聞くと「味噌作りや料理本を制作したい」と語るが、「婦人部長の任期は1人1年。もう少し延ばせばもっと色んな事ができると思うけど、今すぐには変わらないのよね。だから出来る限りのことをやりたい」と前向きな思いを語った。
    ACTAの婦人部(花輪志津子部長)は、昨年の眞子さまご来伯時の昼食会で食事を作り大きく貢献した。今回の取材に協力してくれたのは、婦人部の押切ルイーザ副部長(76、三世)、高木千草イボーニ副部長(60、二世)、久保田一美セリアさん。眞子さまが召し上がられた食事の裏話をたっぷりと語ってもらった。

    眞子さまのために心を込めて作った料理
     「あの特別なデザートを考えたのは、眞子さまがいらっしゃる2日前だったのよ」と語ったのはセリアさん。初めはシンプルなデザートを考えていたが、「眞子さまの記念になるように」というアイデアが出た。そこで大急ぎで眞子さまのために特別な「パヴェ・ダ・プリンセーザ」を考案して作り、本番では眞子さまの席まで料理を持っていく大役を担った。
     眞子さまの来訪が決まった際には、婦人部16人の役員を中心として、主にメニューや食器について話し合った。「トメアスーの食材を使うように意識した」と言う特製メニューには、ジャンブーの佃煮、ペスカーダ・アマレロのムケッカなどを用意。コロニアらしい寿司、パルミット、焼きナス、赤かぶの酢漬け、エビフライなどの食事も。

    眞子さまのために特別に作った「パヴェ・ダ・プリンセーザ」
     最後に出された「パヴェ・ダ・プリンセーザ」は、花輪部長や押切さんの助言もあり、セリアさんは「お姫様に合うように繊細な味にしたの」という。下にクプアスーのクリームを使い、その上にコンデンスミルク等で作ったクリームにクプアスーをほんの少しだけ加え匂いと酸味を緩和させた。
     最も大変だったのがピタイヤ(ドラゴンフルーツ、赤色)のジャム。「ピタイヤは繊維がほとんどなくて、火にかけると溶けちゃう。その繊維を残すのに物凄く苦労した」と話す。このクプアスーの白とピタイヤの赤で日の丸を表現。カカオとカスターニャ・ド・パラーを乗せ、眞子さまのためだけの特別なデザートが完成した。

    眞子さまも気に入ったペスカーダ・アマレロのムケッカ
     眞子さま来訪への準備で、セリアさんは日本人に対し「素晴らしい」と感じたエピソードがあった。眞子さま来訪の1週間ほど前からブラジリアの大使館から人員が派遣され、前日には昼食会の予行演習を行った。「台所から料理を持ってくるのに何分かかるかまで計っていた。こうした努力があるから、日本は時間を守れるんだって分かったわ」としみじみと語る。
     当日はセリアさんが眞子さまに料理を運んだが、「ムケッカを出す時には時間が経ちすぎてしまっていて、眞子さまに食べるか聞くように言われたの」。しかし眞子さまは「美味しいから全てください」と言い、ムケッカも全て召し上がった。さらにグラヴィオーラのジュースを2杯、アセロラのジュースも1杯飲み、日本政府側から「ブラジル滞在で一番食べていらっしゃる」と驚かれた。
     さらに眞子さまのために、トイレに眞子さまの名前が入った刺繍入りタオルを置き、石鹸入れも新しいものを用意した。「刺繍入りのタオルを気に入られ、一つご所望されたので、ぜひ持っていってくださいとお願いした」と押切さんと高木さんも喜ぶ。眞子さまのトメアスー来訪が成功したのは、婦人部の力が大きかった。
     90周年の式典後も、婦人部の腕によりをかけた料理を楽しむことができる。当日のメニューについて聞くと「ここの婦人部は豪華な美味しいものを作るので楽しみにしていてください」と頼もしい返事が帰ってきた。(つづく、有馬亜季子記者)
    トメアスー文化農業振興協会(ACTA、文協)の林建佑理事によれば、眞子さまが来訪する3日前に「眞子さまが一般の方々と食事するのは2、3カ所のみ」という情報が入った。そこで、97年に当時の天皇皇后両陛下がご来伯した際に「La em Casa(ラ・エン・カーサ)」という店が特別に「パット・ド・インペラドル」という料理を創作したことを思い出し、急きょ眞子さまのために「パヴェ・ダ・プリンセーザ」を作ることになった。ちなみに「パット・ド・インペラドル」は、現在も「La em Casa(ラ・エン・カーサ)」で食べることができるそう。「パヴェ・ダ・プリンセーザ」もどこからのレストランでメニュー化を期待したいところ!?

  • ○ヒト白血病細胞に対する働き

    【アサイーのポリフェノールとそれらの配糖体は、HL60白血病細胞のアポトーシスを引き起こす。】
    (J Agric Food Chem. 2006 Feb 22;54(4):1222-9.)

    アサイーに含まれるポリフェノールのHL-60白血病細胞に対する抗増殖、およびアポトーシス誘発作用を調べるため、アントシアニン、非アントシアニンポリフェノールの配糖体と、それぞれのアグリコンフォーム(単体型)、またそれらを組み合わせたものでの相加作用の有無について調査した。
    これらのポリフェノール分画(0.17~10.7microM)はいずれも、カスパーゼ-3活性(※)によって引き起こされる細胞のアポトーシスにより、細胞増殖を56%~86%減少させた。
    なお、アントシアニン分画と非アントシアニンポリフェノール分画をあわせても、細胞の増殖抑制作用に対する相加作用は無かった。 等モル濃度でのがん細胞に対する働きは、非アントシアニン分画では配糖体型の方が、アントシアニン分画ではアグリコン型の方が高かった。
    アサイーには、生物活性の高いポリフェノールが豊富に含まれており、健康に対する有効性を調べる意義がある。
    ※カスパーゼ-3:タンパク分解酵素の1つ。細胞のアポトーシスに対する作用をもつ重要な酵素。細胞分裂の終焉に関係し、がん細胞の増殖抑制にも関与する。


    現段階では、実験室レベルでの研究成果でしかないため、直接疾患の治癒につながると言うことはできませんが、人の健康に役立つ成分を豊富に含んでいることは確かなようです。


    ◆ まとめ


    原産地でしか食べることができなかったアサイーですが、今ではブラジルから遠く離れた地域でも、冷凍フルーツやパウダーを原料にした食品を手軽に入手することができるようになりました。
    その有用性の秘密はまだまだ解明されていない点もありますが、抗酸化成分や様々な栄養素を豊富に含み、“スーパーフード” さらには “完全食”とまで呼ばれているアサイーの栄養価は確かなもの。
    健康と美容をサポート

  • 1929年に南米拓殖株式会社がアマゾン開拓に乗り出した時、最初の営農作物はカカオに設定していた。だが当時カカオ栽培は失敗し、主軸となる商品作物を探して入植者は苦闘の歴史を重ねた。あれから90年、今年トメアスーはカカオ特産地に指定された。グルリと一周回って原点に還ったようだ。
     トメアスー総合農業共同組合(CAMTA)では、トメアスーの入植者の生活を左右した胡椒とカカオを主に取り扱う。カカオは10年前に株式会社フルッタフルッタを通じて、初めて日本の明治製菓株式会社に輸出した。
     当初は苦戦する時期もあったものの、今では総生産量の6割を同社へ輸出。輸出したカカオは、同社の「アグロフォレストリーチョコレート」や「THE Chocolate」シリーズ製品の原料となっている。カカオの注文の数は年々増加しており、「出荷している3倍の注文がありますが、今の組合員だと生産量が追い付いていない状況です」と乙幡理事長は語る。
     現在の組合員数176人のうち一世が3分の1を占めるが、70歳以上の高齢者だ。残りの3分の2は、二世・三世と非日系人がそれぞれ半数ずつ。理事会では「今までの動きとは確実に変わっていく」と見ている。
     日本人が始めた組合の体質は、一般組合員からの理解を得るのが難しくなってきている。乙幡理事長は「非日系人は文化的に個人主義が多く、組合精神をもたない人が多い。もちろん、世代を経るにつれて日系人もそうなっていく可能性が高い。組合方針を今後どうするか、今が大きな転換期です」という。
     また、世界的な視点も重要だ。グローバル化した今の時代、競争相手は国内ではなく国外にいる。ブラジルの農業はベトナムやタイよりも賃金が高く、コストがかかる。この問題への対応策も考える必要がある。
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     今年の90周年に向けて、CAMTAでは新製品を発売するという。その一つが90周年のチョコレートだ。カカオ含有量が55%、70%、80%のチョコレートをそれぞれ開発。乙幡理事長は「サンプルは出来ている」とし、「90周年の式典の時には、お客さんが購入できるように販売する予定」だという。
     また、90周年のロゴがついた組合の帽子、Tシャツ、キーホルダー、箸、温度計等を制作。既にCAMTAの事務所で販売しており、土産として購入を勧めている。その他、現在のジャム瓶の形を丸く変えて見栄えを良くすることも検討している。
     90周年事業以外に今後力を入れていきたい製品として乙幡理事長が挙げるのが、カップアイス「WAW!」だ。米国では既に販売しており、アサイーとクプアスー2種類の味が楽しめる。
     この「WAW!」は、昨年眞子さまが訪れた際に召し上がったもの。眞子さまは特にクプアスーとアサイーを合わせたアイスの味を気に入り、「これを『WAW!プリンセス』と商品化して売りたい」と意気込む。
     すでにフルッタフルッタ社の長澤誠社長にも試食してもらい、反応は悪くなかった様子。今後の販売に期待したいところだ。
    CAMTAで乙幡理事長から説明を聞いた後、実際にジュース工場を見学させてもらった。本部から車で移動して5分ほどの場所にある。ちょうど稼働時期ではなかったため、工場に人は少ない。入口には昨年眞子さまがご訪問した際の記念プレートが掛けられており、中に置いてある記帳には眞子さま直筆の名前が書かれている。
     続いて外の保管冷凍倉庫の中に入ると、ヒヤリとした寒さに息が詰まった。外が30度以上の暑さだったのに対して、中は冷下18度以下だ。ここは3千トン分の冷凍能力がある巨大な保管冷凍倉庫で、ちょうど製品が出荷されるところだった。ここから船に積まれた加工製品が日本や米国へ輸出されていく。
     今年組合はブラジル公認の産業組合となってから70周年を迎えた。前身のアカラ野菜組合から数えると88年間トメアスー移住地の経済を支え続けた。パラー州で最も古い農業団体の一つと言えるだろう。「あれは日本へ出荷される荷物ですよ」と移動する荷物を指さされ、どこか感慨深いものがあった。(つづく、有馬亜季子記者)



    □大耳小耳□関連コラム
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     CAMTAの乙幡理事長は「今年は雨が多くて、カカオの出来は良くないね。収穫に影響が出てしまっています」と肩を落とす。今年は各地で同様の声を聞いており、農業従事者には厳しい年だ。ピメンタ(胡椒)も同様に2012、13年に1キロ30レアルだったのが、3年前から相場が下がり今年は1キロ6・5レアル。ここまで価格の振れ幅が大きいと賭博的な農業だと感じてしまう。ピメンタ(胡椒)一本で営農は難しいから、熱帯フルーツを多品種生産してバランスをとるのが、アマゾン流の農業のようだ。CAMTAの製品をサンパウロ市でも日常的に買えるように、ぜひ販路を切り開いてほしいものだ。

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