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みらいワークス<6563.T>は企業とフリーのコンサルタントをマッチングさせる人材サービスを展開。政府のフリーランス支援の流れに乗った成長が期待されている。2017年末の株式公開時、テーマ性への関心が高まって大幅な初値上昇を記録し、その反動で上場後は調整を続けてきたが、足元で売り一巡感が台頭してきている。テーマ性の強さもあり、見直し余地が広がっている。

 人材不足の企業に対して即戦力の外部人材を外部委託という形態で提供する。同社は日本最大級となる6700人以上の個人事業主、一人会社の経営者、小規模コンサルティング会社など独立プロフェッショナル人材のネットワークを抱える。クライアント企業や大手コンサル会社、システム開発会社などを提供先としている。同社のネットワークに登録するプロフェッショナル人材は大手総合コンサルや戦略コンサル出身者、またネット系企業やソフトウエア系企業などの出身者もいることから対応可能領域が広い。クライアントは350社超で、コンサル会社やシステム開発会社などが中心となっている。

 企業の人手不足を背景に業績は着実に拡大。大手企業のワークライフバランスへの意識も高まり、働き方改革の影響で、不足する労働力を外部から調達する流れが強まっている。今9月期は非連結売上高39億円(前期比28.6%増)、営業利益1億7000万円(同8.0%増)を計画。フリーランス人口の増加もあってビジネスチャンスは大きくなっている。

 新事業としてお試し稼働付き転職「大人のインターン」のほか、医療・ヘルスケア分野に特化したサービス、またRPA(ロボットによる業務自動化)人材育成サービスを育成。コンサル以外の業界・業種に特化したプロ人材サービスや企業がウェブ上で独立プロフェッショナル人材を探して仕事を依頼するWEBプラットホームの構築などにも取り組んでいる。

 2月に発表した第1四半期の業績も堅調で株価は3月半ばから上昇基調入り。値動きの軽さも特徴で、今後は値幅効果も期待できそうだ。