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(株)エアトリ【6191】の掲示板 2017/09/22〜2017/11/10

個人投資家の出した注文の反対売買

マザーズ銘柄など小規模で出来高の少ない銘柄では、ほとんど個人投資家しか売買しない銘柄もありますが、一部の機関投資家は自動売買システムを使って、個人投資家がその銘柄へ出した注文を反対売買して利益を上げることを行っているようです。

出来高の少ない銘柄への個人投資家の一日の注文量など知れたものです。

すぐ反対売買して株価を動かし、個人投資家の損切後に買い戻して利鞘を稼いでいるのです。

よく、「買えばすぐ下がる」「売ればすぐ上がる」という個人投資家の嘆きを聞くことがありますが、偶然ではなく、機関投資家の自動売買システムの仕業である場合もあるようです。

・個人投資家の注文は筒抜け、やろうと思えば個人攻撃もできる?

個人投資家の出した注文は、リアルタイムで自動売買システムに筒抜けです。

これは疑いようのない事実です。

個人投資家が自宅のパソコンから出した注文は、証券会社を経由して東証のArrowheadと呼ばれる株式売買システムに伝わりますが、その注文電文には証券会社情報や注文者番号がセットされています。これらの情報は、証券会社が約定後の口座処理を行うために必要なものなのですが、証券会社と東証のArrowheadのやり取りだけで使用されれば良い情報です。

なぜ直接関係のない、他機関投資家の自動売買システムが個人投資家の注文情報を把握できるしくみにする必要があるのでしょうか。

理由は日本株を売買する主体が海外の機関投資家であり、東証や証券会社にとっては、多額の手数料を支払ってくれるお得意様であるからです。

彼らの要望に応えて、Arrowheadを始めとする株式売買に関するシステムが設計されているからです。

やろうと思えば、自動売買システムを使って特定の個人を狙うことも可能でしょう。

もちろん、それを可能にするには、証券会社の口座情報が自動売買システムに伝わっている必要がありますが・・

手数料の安い証券会社は特に要注意だと思います。

東証が公正な取引を唄うのであれば、少なくとも機関投資家への手口情報のリアルタイムでの公開を取り止め、HFT(超高速取引)のステルス注文などができないシステム設計とすべきです。