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ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ(株)【6090】の掲示板 2018/12/19〜2019/03/26

>>980

久し鰤に、こちらへ返信ポストします。昼休みにチェックし切れなかったので、休憩時間にチョイと手直しして送信と。 ;-)

さて、これまで此処で何度も話題になってるPEAが、バイオマーカとしてMDD(大うつ症)で通院治療の患者さんの病状の改善/悪化の度合いを客観的に示す指標になり得るとのことは、肝臓病における採血による肝機能検査と同等な「的確&効果的で無駄な投薬による患者さんの負担が少なくなる」ことに直結していると考えられます。 そして、社会保険負担の軽減、健保制度の破綻防止へと。

以前にも書いたように、現行の抗うつ剤は幾つかのグループに別れ、その狙いや機序もそれぞれ異なり、その選択と匙加減は精神科医の腕に委ねられているのですから、ヤブや営利に走るドクタに当たってしまうと直るものも直らないのは疑い様の無いものではないでしょうか? ここまで酷くは無くとも、使命感・良心溢れるドクタに診てもらえるにせよ、カウンセリング主体の「投薬の効果を、主観をベースにした、定性的にしか評価しようが無い手法」でいつまでも患者さんの苦痛と負担を長引かせるのは本人も辛いし、その社会的損失は膨大です。

だから、肝臓病における肝機能検査に匹敵するような、MDDにおける血液中のPEAの正確迅速な定量分析検査が待ち望まれているのだと考えます。

ところで、現行の何種類もある抗うつ剤(薬)って、どこまで効果が期待できるのか?という議論があると思うのですが、皆さんの考えは如何でしょうか?

色々な説があるようですが、当方の知る/聞いた限りで言えば、カウンセリングと抗うつ薬で改善されるのは、上手く行って半数くらい、とっても優秀なドクタにおいてさえも2/3ほどで、1/3の患者さんは抗うつ薬では治療改善につながらないというのが現実ではないかと思っています。

これまたかなり以前に書いたので当方の全ポストを遡って読んでもらえば解るように、MDD(大うつ症)の治療および予防には一定負荷以上の強度の有酸素運動による脳由来神経栄養因子BDNFの増加、つまり運動療法も効果を発揮するケースもあって、投薬とのコンビネーションに期待できるケースも少なくないと思います。興味のある人は「脳を鍛えるには運動しかない! 最新科学でわかった脳細胞の増やし方」ジョン・レイティ著(原題 Spark: The Revolutionary New Science of Exercise and the Brain)の一読を薦めます。この本を読んで人生が変わったという人ってけっこういるはず! ;-D

他にも、光線療法や転地温泉療法etc、生体として脳機能の活性化につながる様々な取り組みが効果をもたらす場合もあると思います。 が、しかし、重度のMDDで何もする気が起きないレベルだと中々厳しいと。

さて、そんな中で注目に値する治療法の一つに、これも以前ここで触れたと思いますが「rTMS-反復経頭蓋磁気刺激療法」が挙げられ、ようやく日本でも活用されつつあるというinfoです。 米国での実用化から約10年遅れて、日本でも厚労省認可となっているらしく、 帝人ファーマ株式会社から以下のIRが出ているのを見つけていました:

うつ病治療の新たな選択肢 磁気刺激治療装置の国内独占販売契約を締結
帝人ファーマ株式会社 2017年10月16日

1「NeuroStar®」は、ニューロネティクス社が開発したrTMS(反復経頭蓋磁気刺激)装置で、2008年に米国でうつ病治療機器として初めてFDAの承認を受けて以来、約10年に及ぶ治療実績があります。

2 日本においても、2017年9月に国内で初めて成人のうつ病患者(既存の抗うつ剤治療で十分な効果が認められない場合に限る)に対するrTMS治療装置として、厚生労働大臣による承認を取得しています。

3 本装置は、頭部に当てた磁気コイルから非侵襲的に「左背外側前頭前野」に磁気刺激を与えます。この刺激が脳内に電流を誘導し、神経伝達物質の放出を促す(*1)ことで脳内を活性化させ、うつ症状の軽減や消失をもたらすことが期待されています(*2)。

(*1) 出典:Post, A and Keck, ME(2001)  J Psychiatr Res

(*2) 出典:Kito, S, Fujita,K, and Koga, Y (2008)  Neuropsychobiology

4 また、本装置の主な副作用として治療部位の不快感や頭痛などがありますが、抗うつ薬に見られるような全身的な副作用が発生しにくいことから、副作用により治療継続が困難な患者さんにとっても新たな選択肢となることが期待されます。

さらに、検索エンジンでヒットする中に:

うつ病治療装置NeuroStarの国内独占販売契約を締結
帝人ファーマ 2017年10月18日 PM01:00
患者の約3割、抗うつ剤治療では効果が不十分なうつ病
2017年9月に承認取得、2018年度中に販売開始を目指す

とか、臨床現場での活用への人材育成も進められてるというinfo:

「rTMS実施者講習会」受講修了者限定 
「NeuroStar TMS 治療装置 実技講習会 2018年9月~11月」teijin-pharma

などというニュースもヒットしますので、参考になると思います。
これだけ社会問題化していますから、帝人さんだって社会的要請に応えるべく頑張るのは当然でしょう。

とにかく、rTMS装置には磁気パルス刺激に対する脳からのレスポンス測定機能に秀でたものなら、それこそ物理的バイオマーカ検出器としても活用できるらしく(心臓病の診断に心電図が有効なように)、こりゃやはり、HMTによるPEAバイオマーカのPMDA承認も、うかうかしてられないフェーズにいよいよ来ているのではないでしょうか?

膵臓など難治ガンの超早期発見&治療法解明へ、そして社会的要請の高いMDDバイオマーカ実用化へ、頑張れっ、HMT!!! (V)o\o(V)  ;-D

ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ(株)【6090】 久し鰤に、こちらへ返信ポストします。昼休みにチェックし切れなかったので、休憩時間にチョイと手直しして送信と。 ;-)  さて、これまで此処で何度も話題になってるPEAが、バイオマーカとしてMDD(大うつ症)で通院治療の患者さんの病状の改善/悪化の度合いを客観的に示す指標になり得るとのことは、肝臓病における採血による肝機能検査と同等な「的確&効果的で無駄な投薬による患者さんの負担が少なくなる」ことに直結していると考えられます。 そして、社会保険負担の軽減、健保制度の破綻防止へと。  以前にも書いたように、現行の抗うつ剤は幾つかのグループに別れ、その狙いや機序もそれぞれ異なり、その選択と匙加減は精神科医の腕に委ねられているのですから、ヤブや営利に走るドクタに当たってしまうと直るものも直らないのは疑い様の無いものではないでしょうか? ここまで酷くは無くとも、使命感・良心溢れるドクタに診てもらえるにせよ、カウンセリング主体の「投薬の効果を、主観をベースにした、定性的にしか評価しようが無い手法」でいつまでも患者さんの苦痛と負担を長引かせるのは本人も辛いし、その社会的損失は膨大です。  だから、肝臓病における肝機能検査に匹敵するような、MDDにおける血液中のPEAの正確迅速な定量分析検査が待ち望まれているのだと考えます。  ところで、現行の何種類もある抗うつ剤(薬)って、どこまで効果が期待できるのか?という議論があると思うのですが、皆さんの考えは如何でしょうか?  色々な説があるようですが、当方の知る/聞いた限りで言えば、カウンセリングと抗うつ薬で改善されるのは、上手く行って半数くらい、とっても優秀なドクタにおいてさえも2/3ほどで、1/3の患者さんは抗うつ薬では治療改善につながらないというのが現実ではないかと思っています。  これまたかなり以前に書いたので当方の全ポストを遡って読んでもらえば解るように、MDD(大うつ症)の治療および予防には一定負荷以上の強度の有酸素運動による脳由来神経栄養因子BDNFの増加、つまり運動療法も効果を発揮するケースもあって、投薬とのコンビネーションに期待できるケースも少なくないと思います。興味のある人は「脳を鍛えるには運動しかない! 最新科学でわかった脳細胞の増やし方」ジョン・レイティ著(原題 Spark: The Revolutionary New Science of Exercise and the Brain)の一読を薦めます。この本を読んで人生が変わったという人ってけっこういるはず! ;-D  他にも、光線療法や転地温泉療法etc、生体として脳機能の活性化につながる様々な取り組みが効果をもたらす場合もあると思います。 が、しかし、重度のMDDで何もする気が起きないレベルだと中々厳しいと。  さて、そんな中で注目に値する治療法の一つに、これも以前ここで触れたと思いますが「rTMS-反復経頭蓋磁気刺激療法」が挙げられ、ようやく日本でも活用されつつあるというinfoです。 米国での実用化から約10年遅れて、日本でも厚労省認可となっているらしく、 帝人ファーマ株式会社から以下のIRが出ているのを見つけていました:  うつ病治療の新たな選択肢 磁気刺激治療装置の国内独占販売契約を締結   帝人ファーマ株式会社 2017年10月16日  1「NeuroStar®」は、ニューロネティクス社が開発したrTMS(反復経頭蓋磁気刺激)装置で、2008年に米国でうつ病治療機器として初めてFDAの承認を受けて以来、約10年に及ぶ治療実績があります。  2 日本においても、2017年9月に国内で初めて成人のうつ病患者(既存の抗うつ剤治療で十分な効果が認められない場合に限る)に対するrTMS治療装置として、厚生労働大臣による承認を取得しています。  3 本装置は、頭部に当てた磁気コイルから非侵襲的に「左背外側前頭前野」に磁気刺激を与えます。この刺激が脳内に電流を誘導し、神経伝達物質の放出を促す(*1)ことで脳内を活性化させ、うつ症状の軽減や消失をもたらすことが期待されています(*2)。  (*1) 出典:Post, A and Keck, ME(2001)  J Psychiatr Res   (*2) 出典:Kito, S, Fujita,K, and Koga, Y (2008)  Neuropsychobiology  4 また、本装置の主な副作用として治療部位の不快感や頭痛などがありますが、抗うつ薬に見られるような全身的な副作用が発生しにくいことから、副作用により治療継続が困難な患者さんにとっても新たな選択肢となることが期待されます。  さらに、検索エンジンでヒットする中に:  うつ病治療装置NeuroStarの国内独占販売契約を締結 帝人ファーマ 2017年10月18日 PM01:00  患者の約3割、抗うつ剤治療では効果が不十分なうつ病     2017年9月に承認取得、2018年度中に販売開始を目指す  とか、臨床現場での活用への人材育成も進められてるというinfo:  「rTMS実施者講習会」受講修了者限定   「NeuroStar TMS 治療装置 実技講習会 2018年9月~11月」teijin-pharma  などというニュースもヒットしますので、参考になると思います。 これだけ社会問題化していますから、帝人さんだって社会的要請に応えるべく頑張るのは当然でしょう。  とにかく、rTMS装置には磁気パルス刺激に対する脳からのレスポンス測定機能に秀でたものなら、それこそ物理的バイオマーカ検出器としても活用できるらしく(心臓病の診断に心電図が有効なように)、こりゃやはり、HMTによるPEAバイオマーカのPMDA承認も、うかうかしてられないフェーズにいよいよ来ているのではないでしょうか?  膵臓など難治ガンの超早期発見&治療法解明へ、そして社会的要請の高いMDDバイオマーカ実用化へ、頑張れっ、HMT!!! (V)o\o(V)  ;-D