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銀行が持っている口座数は、株式投資家にとっては基礎中の基礎データといえるが、ゆうちょ銀行については、決算資料を端から端まで読んでも口座数についてはいっさい触れられていない。メガバンクのように口座数を詳細に開示していないものの、口座を保有している人数は約1億2000万人いるようだ。つまり、日本人のほぼすべてに近い人数がゆうちょ銀行との接点を持っているという驚くべき状況にある。

ATMの設置台数も、意外なほど差が大きい。それぞれの銀行が持っているATMの台数では、メガバンクの中では三菱UFJが頭1つ抜けている。みずほはイオン銀行のATMでもみずほ銀行ATMと同じ条件で利用できるようにしているが、みずほ単体では5654台だ。

そのメガバンク3行と比べても、ゆうちょ銀行の約2万7000というATM台数は群を抜いている。国内のセブン-イレブンの店舗数が約1万9000店舗であることを考えれば、その台数の膨大さに気づくだろう。