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19年3月期の単体業績は売上高38億2800万円(前期比22.8%増)、営業利益16億9000万円(同44.4%増)だった。人材不足のため求職者優位の中で、同社人材紹介サービスの新規登録者数は1万7346人で前々期比20.%増加し、過去最高を更新した。これに伴い、一般企業向け、専門組織向けの売上高がともに大きく伸びた。

 一方、人材紹介以外の事業として、士業資格者と企業のためのコミュニケーションプラットホーム「Manegy(マネジー)」に注力。これを利用すれば、求職者の囲い込み、企業会員の獲得が図れるとともに、新たな広告収益も期待できる。マネジーニュースなどコンテンツの充実に取り組むことで、PV(ページビュー)が飛躍的に伸びており、それにつれて今後の利用増も期待される。

 また、18年10月にはIPO(新規上場)を目指す企業のための専用サイト「IPOPRO(アイピーオープロ)」をオープンした。人材紹介事業を通じて構築したIPOネットワークを活用し、IPOを目指す企業の経営者や、実務責任者、担当者を対象として、IPOの準備に役立つコンテンツを用意するほか、証券会社、監査法人、ベンチャーキャピタルなどIPOを取り巻く周辺企業の情報も提供し、本業とのシナジーを目指す。

 今期も引き続き人材紹介サービスの新規登録者数増を図るとともに、企業会員の増加、登録者と企業のマッチングに取り組む。その際、マーケティングに関する新しいテクノロジーを積極的に採用し、その効果検証を継続的に行い、より投資効率のよい施策を活用する方針だ。また、「Manegy」をさらに強化し、将来的な成長に備える。

 今期業績は売上高46億4300万円(前期比21.3%増)、営業利益19億9400万円(同18.0%増)を見込んでいる