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 ところが、先週の7月14日頃、出入管理業務の一部となる「スクリーニング」(金属探知機等による、持ち込み禁止品の検索や所持品の開被検査、車両の内部や底部の検索や点検等)などの業務が主催者側から、突如、キャンセルする旨の通告が受託各社にあった。
 キャンセル料金は、支払われるとのことだが具体的な金額は、取材をさせて頂いた警備会社によれば、「僅かな金額」とのことであった。
 ここからは、具体的にキャンセルとなった対象施設や競技名などは、これ以外のオリンピック関連警備業務を受託する予定があり、その他の契約に影響するとのことから非公開にするという条件付きで取材に応じて頂いた。
契約金額は、基本的に「共通単価」とされていて、A・B・Cの3ランクに分けられている。
 具体的な金額は、下からCランクの時間単価が3,444円でBランク(約3,644円)とAランク(約3,844)では、夫々、約200円UPされるとのことであった。
 Cランクをとって考えてみると、3,444円×8時間=27,552円と、同一地域で実施されている一般的な交通誘導警備業務の日勤(実働8時間)の受託金額の平均は、約12,000程度であることから、これと比べると、かなりの高額と、思われるが、この金額の内訳には、これまでの従事予定の警備員に対する教育・訓練の費用や交通費などの諸経費も含まれての「共通単価」となっているので、一概に高いとか安いとかの判断は、難しいが、その「共通単価」×総労務提供時間=警備請負金額(売上)と見込んでいたのだから、僅かなキャンセル料金をもらっても、割に合わないと、いうことになる。
 当初の警備計画や警備指令書の通り実施できる開催施設は、殆ど無いようで、計画通りに実施されるのは、「富士スピードウェイ」で開催予定の「自転車競技」など少数施設だけだ。