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これだと月曜日苦しいかな







29日の米株式市場でダウ工業株30種平均は前日比939ドル安の3万2977ドルで終えた。金利上昇が続き、ハイテク株を中心とする高PER(株価収益率)銘柄の売りが加速している。米企業による2022年1~3月期決算発表が続くが、一部で業績や見通しが市場予想を下回っていることも、投資家心理を悪化させている。

ダウ平均は取引終了間際にかけて大きく下げ、一時1000ドル超下落した。ハイテク株の比率が大きいナスダック総合株価指数は4%下げた。



個別株では特に28日夕に22年1~3月期の決算を発表したアマゾン・ドット・コムが14%下落した。最終損益が7年ぶりの赤字となったほか、売上高も市場予想を下回り、株価が急落した。アップル(4%安)やマイクロソフト(4%安)などハイテク株は軒並み下げた。米銀のJPモルガン・チェース(3%安)やホームセンターのホーム・デポ(4%安)など景気敏感株も下げ、ほぼ全面安となった。

米連邦準備理事会(FRB)は5月3~4日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、0.5%の利上げと保有資産の縮小開始を決める見通し。急速な金融引き締めを織り込む市場では金利上昇が続く。米長期金利は29日、前日より約0.1ポイント高い2.93%台で終えた。4月の月間での上昇幅は0.6ポイントとなり、3月より上昇ペースを速めている。

急速な金利上昇を受け、ハイテク株を中心とする高PER(株価収益率)銘柄の売りが加速している。過度な引き締めが景気悪化を誘発するとの懸念も投資家心理の重荷となっている。