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(株)TWOSTONE&Sons【7352】の掲示板 2020/07/11〜2020/10/16

取引先の案件のない期間、抱えているエンジニアへのサラリー負担が、、、というコメントを見たが、確かにその通りだと思う。

しかしBエンジニアの人材運用を覗くと、殆どがフリーランスで構成されている。技術者の囲い込み激化で現在この業界は過保護なほどにフリーランスに対して健康診断や会計の相談など仕事以外の手厚い待遇がある。セグメントMIDWARKの営利が薄いのはそういった経費部分も多少あるが、雇用することに比べるとはるかに費用負担は少ない。

更に、自社のエンジニアは手待ちの状態になる可能性はかなり低い。Bエンジニアには他のセグメントが多忙になりつつあり、そちらへ資源を集中させているように思える。ここを自社の人材で対応しているからこそ粗利50%を稼ぎ出していると思われる。

他社への派遣においてもBエンジニアでは単なる「派遣」としていることはかなり少ない。殆どが取引先企業へ在中して業務の遂行。完成まで共に働く。よって派遣されている期間も比較的長く、利益の見通しも立てやすいという利点もある。

派遣先も上場企業も多く、ソフトバンク、サイバーエージェント、ベネッセ、コロプラ、DMMなど、案件の方向性も多岐に渡る。一口にIT技術といえどゲーム事業と5Gでは雲と蜘蛛くらい違う。様々ニーズに対応するにはフリーランスのチカラをデータベース化し、取引先からの要望に瞬時に対応できるように準備している。中でも興味を持ったのはSHIFTへの派遣。この会社はゴリゴリ業績を上げている。明らかに売上の立つ企業への派遣は期待できると思う。安易に同調して同じグラフを描くとはならないが、派遣先はこの会社にとってかなり重要であるのは間違いない。