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ゲームと仮想通貨のコラボで株価は大化け
目新しさで話題、持続性がカギ
横山 利香
2018/06/07 08:00

 個人投資家が好む新興市場や中小型株は冴えない状況が続いています。東証マザーズ指数は1月末の下落トレンド入りから4カ月経過したことを踏まえると、間もなく投げ売りが出てそろそろ底打ちに向けての動きが始まるかもしれません。
 さて、ここからは個人的な話ですが、私は隠れゲーマーでして、「パズドラ(パズル&ドラゴンズ)」「モンスト(モンスターストライク)」「プロ野球PRID」などのソーシャルゲームにはまって、気づけばもう5年経ちました。少し前は「ポケモンGO」をやっていましたが、息子をはじめ友達も熱が冷めて誰もゲームをやっていないので最近はあまりプレイしていませんでした。
 そんな折りに、久しぶりに事前登録をしてみようかなと思わせるゲームが出てきました。AppBank(6177)が6月中の配信を予定していて、タレントのGACKTさんが参戦するといわれているポーカーアプリ『POKER × POKER』です。
 また同社は新サービスとして仮想通貨配付コンテンツプラットフォーム『@BLAST(アットブラスト)』の提供を開始します。賞金として仮想通貨を配布するということですが、参戦するタレントを見る限り、配布される仮想通貨は「GACKTコイン(SPINDLE)」になる可能性はあるでしょう。「それってどうなの?」というモヤモヤは残りますが、ゲーム内の宝石のようなものが仮想通貨という位置づけになるのでしょうか。
 株価は一連のプレスリリース以降急騰し、一気に900円台まで駆け上がりました。その後、いったんふるい落としがあった後、6月5日に1250円まで駆け上がっています。ただし業績は縮小傾向にあるとはいえ赤字の状況が続いていて、株価は長く低迷を続けていました。今回の発表を機に、底打ち気運が高まるかといったところでしょうか。

目新しいモノやサービスには誰もが飛び付きますが、よほど好きでなければ長続きはしません。しかし、課金もせずにゲームをして、勝てば仮想通貨がもらえるのであれば、多くの人がゲームを始める可能性はありそうです。ゲームと仮想通貨が様々なコラボすることで、新たなステージへとソーシャルゲームが進化するかもしれません。