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金、初の2000ドルはあるか 米ゴールドマンが予想

金市場へのマネー流入が止まらない。新型コロナウイルス感染拡大の影響で落ち込んだ欧米の経済が持ち直すとの期待から、株価が急回復する局面でも金価格は高止まりしたままだ。大手投資銀行の米ゴールドマン・サックスは6月19日、直近で1トロイオンス1760ドル程度で推移する金の価格予想を大幅に引き上げ、1年後には史上最高値を塗り替える2000ドルに達するとのリポートを公表した。

ゴールドマンは金価格が1500ドル前後で調整していた昨年12月でも金の保有継続を推奨し、当時は1年後に1600ドルになると予想していた。今年3月にはその予想を200ドル切り上げて1800ドルに。19日のリポートでさらに2000ドルへ上方修正した。

予想を引き上げた理由について「経済不安に伴う先進国の投資拡大」を指摘している。急減したインドや中国など新興国の需要も徐々に回復していくとみている。

ゴールドマンの価格予測には、どうしても原油が2008年に史上最高値(米原油先物で1バレル147ドル台)をつけるまで、同社が上方修正を繰り返した光景が脳裏をよぎる。今回も市場の強気に乗っているのではないかと。金市場でも上昇トレンドをとらえて短期で売買益を稼ごうとする足の速い投機マネーは少なくない。

ただドル高や株高といった下げ材料になりやすい環境でも金相場はなかなか下がらず、長期にわたって高水準を維持しているのは間違いない。国内の小売価格は消費税を抜いた水準で一時1グラム6100円を超え、販売最大手の田中貴金属工業が算出した年初から5月末までの平均は5721円と過去最高を記録した昨年平均の4918円を16%も上回っている。

08311128 - MHAM金先物ファンド 金、初の2000ドルはあるか 米ゴールドマンが予想  金市場へのマネー流入が止まらない。新型コロナウ