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フィデリティ・USリート(資産成長)C(H有)【32311136】の掲示板

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NY円、反発 1ドル=110円55~65銭、米利上げ見送り観測で

26日のニューヨーク外国為替市場で円相場は反発し、前日比45銭円高・ドル安の1ドル=110円55~65銭で取引を終えた。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が利上げ見送り姿勢を示したのを受けて、日米の金利差が縮小するとの見方から円買い・ドル売りが優勢となった。

パウエルFRB議長は26日の米上院銀行委員会の証言で、世界経済や政府の政策を巡る不透明感などを理由に「金融政策の変更には忍耐強くなれる」と改めて主張した。最近の米株相場の持ち直しにもかかわらず、利上げに慎重な姿勢を示したと受け止められた。米長期金利が低下し、金利差縮小の観測で円買い・ドル売りが入った。

英国が欧州連合(EU)離脱を延期するとの思惑からポンド高・ドル安が進んだことも対円のドル売りを加速させた。英国のメイ首相は26日、3月12日までにEUとの合意内容が英議会で承認されなかった場合、「合意なき離脱」か「短期間の離脱時期の延期」かを議会に問う方針を示し、離脱延期の可能性を初めて公に言及した。

一方、米経済指標の一部の改善がドル買いを促し、円相場は上げ幅を縮める場面があった。2月の米消費者信頼感指数が前月比で4カ月ぶりに上昇し、市場予想を上回った。米個人消費が大きく減速するとの警戒感がやや薄れた。

円の高値は110円41銭、安値は110円88銭だった。

円は対ユーロで反発し、前日比25銭円高・ユーロ安の1ユーロ=125円90銭~126円00銭で取引を終えた。

ユーロはドルに対して続伸し、前日比0.0035ドル高い1ユーロ=1.1385~95ドルだった。米利上げ棚上げ観測や英国のEU離脱延期の思惑を手掛かりに、ユーロ買い・ドル売りが優勢となった。

ユーロの高値は1.1402ドル、安値は1.1345ドルだった。