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コスト低いだけの駄目ファンドです。SBI証券の個人型確定拠出年金の商品ラインナップには、2016年4月22日からニッセイ225インデックスファンド等、20商品が新たに加わりました。よって、見掛けの低コスト『だけ』が売りで実績さっぱり、の当ファンドは、早晩、見捨てられる運命でしょう。

このファンドは発足当初、「ニュージャパンインデックスファンド」という名前で、TOPIX100のファンドではありませんでした(2009年3月まで)。信託報酬も、0.9%程度と安くありませんでした。しかし、成績が上がらず人気も出ず、で残高も低迷してました。本当はSBIアセットは、TOPIXに連動するファンドに変えたかったのでしょう。しかし、残高少ないとTOPIX連動のファンドにするのは無理があります。そこで、妥協して、残高少なくてもファンド組みやすいTOPIX100連動にしたのでしょう。

ところがこのTOPIX100、という指数がよくありません。東証のホームページで過去15年間の『配当込みTOPIX100』のパフォーマンスを見れますが。これを日経225やTOPIXのそれと比較すると一目瞭然です。

過去7年間のこのファンドのパフォーマンスと、さらにその前3年間(ニュージャパンインデックスファンド時代)の上記『配当込みTOPIX100』から信託報酬率を差し引いて推計したこのファンドの「推定パフォーマンス」を元にして、このTOPIX100連動型ファンド(一部仮想の)に『2005年末から2014年末まで毎年末に等金額づつ積立投資をした』と仮定して、2015年末で元本の何倍になっていたはずか、を計算してみました。結果は、1.4698倍です。この数字は、それぞれ同様に計算したニッセイ日経225インデックスファンドの1.6980倍、朝日ライフ日経平均ファンドの1.6685倍はおろか、ダイワのミリオンインデックスポートフォリオ(信託報酬率1.6416%という超高率なのに、まだ残高が数百億円もある)の1.5819倍にさえ負けています。TOPIX連動型では、野村TOPIX連動型上場投信が1.5861倍、日興上場インデックスファンドTOPIXが1.5867倍でした。

コストは安いけどインデックス自体がよくない、という典型例でしょう。