エヌビディア【NVDA】の掲示板 2021/11/16〜2021/11/19

エヌビディア決算、ＡＩ需要で50％増収　市場予想上回り株価上昇

2021/11/18 06:47 日経速報ニュース 698文字

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【ＮＱＮニューヨーク＝古江敦子】画像処理半導体（ＧＰＵ）のエヌビディアが17日夕に発表した2021年８～10月期決算は、売上高が前年同期比50％増の71億300万ドルと６四半期連続で過去最高となった。ＱＵＩＣＫ・ファクトセットがまとめた市場予想（68億2000万ドル）を上回った。ゲーム向けが好調だったほか、人工知能（ＡＩ）活用の広がりでデータセンター、映像と全部門で好調だった。21年11月～22年１月期見通しも市場予想を上回り、株価は時間外で上昇している。

　売上高を部門別にみると、主力のゲーム部門が42％増の32億2100万ドルだった。パソコン用ＧＰＵ「ＲＴＸ30」シリーズの需要が強く、年末商戦期も好調が続くと予想した。データセンター部門は55％増の29億3600万ドルだった。クラウド事業主や幅広い分野の企業に出荷が増えた。映画スタジオや医療機関などプロ用映像部門の売上高は５億7700万ドルと2.4倍に膨らんだ。自動車部門は８％増の１億3500万ドルだった。

　純利益は84％増の24億6400万ドルと５四半期連続で過去最高となった。特別項目を除く１株利益は1.17ドルと市場予想（1.11ドル）以上だった。

　21年11月～22年１月期の売上高予想のレンジ中心値は74億ドルを見込み、市場予想（68億8000万ドル）を上回る。特別項目を除く売上高総利益率の中心値は67％で、これも市場予想（66.7％）以上だった。

　決算発表を受け、エヌビディア株は17日夕の時間外取引で上昇している。通常取引を前日比3.1％安の292.61ドルで終えた後、一時は300ドル台前半と終値を２％強上回った。