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4日の米株式市場時間外取引で、職場向けメッセージアプリを提供する米スラック・テクノロジーズの株価が急落。ニューヨーク証券取引所(NYSE)上場後初の決算で、下期(2019年8月-20年1月)に入り売上高の伸びが鈍化するとの見通しが示された。これは激しい競争で同社の急速な成長が抑制される可能性を示唆している。
同日の発表資料によれば、8-10月(第3四半期)の売上高は1億5400万-1億5600万ドル(約164億-166億円)となる見通しで、前年同期比では46-48%増となる。ブルームバーグがまとめたデータによると、アナリストの予想平均は1億5420万ドル。
5-7月(第2四半期)の売上高は前年同期比58%増の1億4500万ドル。調整後1株損益は14セントの赤字と、赤字幅はアナリスト予想の19セントより小幅だった。
決算発表後の時間外取引で、スラック株は一時約15%下落。通常取引の終値は31.07ドルと、上場以来20%上昇しているものの、6月20日の取引初日に付けた終値ベースの高値(38.62ドル)を約20%下回っている。
20年1月通期の売上高見通しは6億300万-6億1000万ドルに引き上げ。これは前年比で51-52%の伸びを意味するが、中間値はアナリスト予想平均の6億720万ドルに届かなかった。