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termtex 強く買いたい 2017年6月30日 13:28

米バンカメ株が上昇 大幅増配、バフェット氏が筆頭株主に

29日の米株式市場で米銀大手バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)が4日続伸し、前日比0.62ドル(2.6%)高の24.50ドル近辺で推移している。米連邦準備理事会(FRB)が28日夕に大手金融機関の資本計画を承認し、バンカメも大幅な増配と自社株買いを発表したことを好感した買いが入った。増配を受け、著名投資家のウォーレン・バフェット氏が率いる投資会社バークシャー・ハザウェイは保有する優先株を普通株に転換し、バンカメの筆頭株主に躍り出る見通しだ。

バンカメは四半期配当を6割増やして1株当たり0.12ドルとし、120億ドル(約1兆3400億円)の自社株買いも実施する。FRBは米大手銀のストレステスト(健全性審査)の結果に基づき、バンカメなど全34社の資本計画を承認した。金融機関による増配と自社株買い発表が相次ぎ、29日は金融株に買いが先行した。

バークシャーはワラント(新株購入権)を行使し、7億株の普通株を取得するとみられる。増配でバンカメの普通株配当は年0.48ドルになり、優先株として持ち続けるより、普通株に転換したほうが受け取る配当額が大きくなるためだ。バークシャーは現時点でコメントを控えている。

金融危機を受け経営難に陥ったバンカメに対しバークシャーは2011年に50億ドルを出資し、年6%の配当利回りの優先株と21年までに行使できるワラントを受け取った。バフェット氏は今年2月の株主宛て書簡で、普通株配当が年0.44ドルを上回れば普通株に転換する見込みと表明していた。