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2017/4/6
カルナバイオサイエンス
フィスコレポートより

一方、CDC7 キナーゼ阻害薬については、同社が前臨床試験を実施してきたが、導出後の現在はシエラで開発 を進めている。CDC7 キナーゼ阻害薬は細胞周期に関する薬剤であることから、多くのがん腫で治療効果が あると見られるが、シエラがどのがん腫で開発を進めていくかは未定となっている。ただ、難治性がんである 膵臓がんやトリプルネガティブ乳がんなどでも有効との研究報告があること、難治性がん領域においてブレー クスルー・セラピーとして認定されれば、上市までの期間が臨床試験の開始から最短で 3 年程度と早期に実 現可能となること等から、同領域で開発を進めていく可能性が高いと弊社では見ている。なお、シエラでは同 社から CDC7 阻害薬を導入した後、CHK1 キナーゼ阻害薬を他社から導入して第1相臨床試験を進めており、 両薬剤は DDR(DNA Damage Response)領域を標的としていることからの相乗効果も期待できると考えら れている。