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AMCエンターテインメント・ホールディングス【AMC】の掲示板 2022/01/23〜2022/02/12

合成株と買い戻しに関しては、私の理解はマーくんさんよりamcさんと重なります。

自分の調査・理解の範囲では合成株はオプションを使って生み出されるもので、マーケットメーカーやヘッジファンドは現物が手元になくともオプションを書き出す権利がある(「流動性の確保のため」ルール上認められている)、ただし書き出した場合は自分が胴元になり取引相手が必要になる(ヘッジファンドが書き出した場合はマーケットメーカーなどが対向ポジションを取ってくれないと成立しない)のが原則で、エクササイズされたものは個別株の完全な追跡が実現していない現状では現物とは区別がつかない。
個人が市場で買っている中にもオプションで作られた合成株は当然含まれており、引き渡し時には現物として扱われなくてはならないが、浮動株が多く、特に値下がりで手離すホルダーも多い状況であれば、絶えず合成株から現物に付け替えていくことで溢れた合成株の存在は市場にバレない(現物の調達に失敗するとFTDになる)。
ところが個人が8割を握って離さなくなったAMCでは、バレるはずがなかった合成株の存在がバレてしまったので、オプションの胴元やそれを使ってショートをかけていた機関は普段は払っていない合成株のツケを払う必要が出てきた。
正規の現物株以上の株数を買い戻さなくてはいけないから、ショート側はあの手この手で逃げるために必死。
というのが基本的な構図だと理解しています。

ETFの方はさらにルールがゆるく「含有銘柄の現物を揃えなくてもETF作っちゃっていいよ」と記載されているくらいだから、個別銘柄以上の状況かもしれませんね。
ここ数日、$GMEを含む$XRTのショート率がサイトによっては1300%(ortexで365%)になっていると話題でした。
HFTなどによる「隠しショート」の技法もいろいろあるようですが、$AMCのショート率も実際は20%程度で済むものではなかろうと思います。それはルール云々よりも「ビジネスとして貸主に返す必要がある」のが肝かなと。
(AAが昨年5月だったかに表明した「個人保有が8割」は正規発行株数に限った話だろうと考えています)