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AMCエンターテインメント・ホールディングス【AMC】の掲示板 2021/09/01〜2021/09/12

>>201

FTDの解消法については明快な答えは出ていないと思いますが、私がいろいろ読んだ中では海外取引所に所属を付け替えて日付をリセットしている説が有力なように思われます。

ただ、昨日出てきた8月前半のFTDデータを見ると(このグラフがそうですね)、一方的に減らし続けたり0にしたりすることはできていないこともわかります。
8月10日に38万FTDだったものが12日、13日で90万台まで上がっています。
12日の$30.75を底値として、その後価格が上昇トレンドなのは皆さん御存知の通り。
8月後半のデータは9月15日に発表になるはずですが、値動きからはFTDが再び増加傾向にあるのではないかと推察できます。

余談ですが、この記事の1088%という数字は、8月前半の最低値(7.7万FTD)と12日の数字を比べたものです。間違いではないけれど、ミスリーディングを誘う書き方です。

また、FINRAのOATSシステムが昨日で終了しました。今後はCATシステムに移行します。注文ごとに固有の識別子を与えて、これまで曖昧だった注文日時を明確にする動きです(CATは9日から正式稼働という情報を見かけましたが、未確認)

同じく昨日から適用されているはずのUMR (Uncleard Margin Rules) Phase 5は、500億ユーロ規模の事業者に対して5000万ユーロ相当のマージンを課すものですが、同時に取引決済の自動化がルール改正の柱です。
従来は決済に数日かかっていてそれがFTDの温床になっていましたが、証拠金を十分に用意させることで決済をスムーズにし、T+0(取引日中の決済)を標準化するのが目的です。

FTDにせよネイクドショートにせよ、存在しない株を売れてしまうのがシステム上の大きな問題だったわけですが、個々の株を識別できるようになると状況が大きく変わります。それでも裏技を編み出してくる可能性は捨てきれませんが、従来よりも難易度が上がるのはたしかです。

  • >>210

    回答して頂きありがとうございます。
    その辺りの情報あまり追えてなかったので非常に助かりました。
    PPPPPさんの文章力は大変わかりやすく、英語を通してよりも理解が捗ります。
    ご多忙かもしれませんが今後とも定期的に顔を出して頂けると心強いです。

  • >>210

    8月も間違いなくFTDは多いですね。
    ここ数週間でも確認できた通り、貸株量は多いですからね。
    未確認ですが、FTDと貸株総量には相関関係があると見てます。
    貸株から横流しされる不正合成株はFTD上の数値データに改竄され処理されてる筈です。
    売りも少なく出回ってる正規株が既に枯渇してる今、
    貸株の殆どが不正合成株だったのではと推測してます。
    blackrock,vanguard側も9月執行の
    今回のネイキッドショート取締り厳格化で貸付する旨味がなくなり
    自ずと貸株量も減るはずです。

    過去のテスラで見られた様に、
    この2社はシタデルらSHFにlending money(貸株)で過去2ヶ月、利益を上げており
    8月にこの2社が大量に新規購入してる事は彼らの投資戦略が
    Lending MoneyからBuy positionに変わり
    やはりMOASSが近い証拠を裏付けていると見ています。

    実際に、
    8月中旬でAMC全株に対するVanguardのownership(保有割合)は9.868%
    Blackrockは6.770%
    8/30にVanguardは+892M$相当の株を購入し総額$1.87BのAMC額保有。
    これで恐らくownershipは10%を超えたことになりますね。
    他の機関は多い所で1%弱、殆どは1%未満。
    アダムアーロンはAPEが浮動株の8割を握り、10%以上保有している機関は存在しない
    と言っていたが、これで恐らくVanguardのみ例外ですね。