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JDドットコム【JD】の掲示板 〜2018/10/17

ネットで豚肉販売 京東(JD.com)、最大手の万州と提携
生鮮強化
2017/10/25 23:00

【大連=原島大介】中国のインターネット通販2位、京東集団(JD.com)は豚肉加工で世界最大手の万州国際と豚肉のネット販売に乗り出すと発表した。生鮮品の取り扱いの拡充を目指す京東と、スーパーなどの実店舗以外に販路を広げたい万州の思惑が一致した。

 京東と万州傘下の米子会社、スミスフィールドが24日、米ニューヨークで明らかにした。具体的には京東の生鮮品を扱うネット通販サイト「京東生鮮」で、スミスフィールドの骨付き豚肉や内臓などを独占販売する。まずは北京、上海などの大都市で展開し、順次、他の都市に広げる。

 中国のネット通販市場は今年1~9月で4兆8787億元(約83兆4200億円)と前年同期比で34.2%伸び、成長が続いている。一方、競合サイトと取扱品が横並びとなり、低価格競争に陥りやすい構造課題を抱えている。

 このため、京東(JD.com)はネット通販企業の対応が遅れている生鮮品を強化し、最大手のアリババ集団などとの差異化を打ち出す。劉強東・最高経営責任者(CEO)は「万州との提携で高品質の豚肉製品を多くの家庭に届けたい」と述べた。

 また豚肉は中国人にとって欠かせない食材だが、近年は食の多様化などから消費量は落ち込みつつある。万州は豚肉やソーセージなどの肉製品が主力で、成長が続くネット通販に販路を広げることで、販売増につなげる狙いがある。

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