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 25日の日経平均は大幅反発。終値は496円高の30168円。ダウ平均が大幅高で史上最高値を更新したことを好感して、全面高の展開。寄り付きから400円超の上昇となり、あっさり3万円台を回復した。高いところでは30200円台に乗せる場面もあった。ただ、開始1時間弱で高値と安値をつけた後は動意が限られた。後場はこう着感が強まったが、前引け(30156円)からは若干水準を切り上げて取引を終えた。

 東証1部の売買代金は概算で2兆9200億円。業種別ではゴム製品やその他製品、金属製品などが強い上昇。小売、電気・ガス、医薬品の3業種が下落した。経営統合に絡んで前田道路と前田製作所が急騰。一方、前田建設工業は買い先行も失速して下落で終えた。

 東証1部の騰落銘柄数は値上がり1383/値下がり707。村田製作所やレーザーテックなど、前日に大きく売られたハイテク株が大幅上昇。ファナックが急伸したほか、コマツや日立建機なども強く、景気敏感株に資金が向かった。自己株取得を発表した三井物産が3%超の上昇で昨年来高値を更新。ロゼッタがリリースを手掛かりにストップ高まで駆け上がった。

 一方、前日に強く買われていたルネサンスやHISが大幅下落。2月決算のイオンやオンワードが権利落ちの影響で大きく下げた。鈴木修会長の退任を発表したスズキが3%を超える下落。業務停止に関する報道が流れた日医工が急落した。本日JASDAQに新規上場したアピリッツは、買いが殺到して初値は持ち越しとなった。

 日経平均はきのう大きく下げた分を、たった1日で取り戻した。ただ、取引時間中に上値がそれほど伸びておらず、東証1部銘柄では後場になって値下がり銘柄が増加した。積極的に上値を追うほどの動きではないため、週末かつ月末となるあす26日は、まだ疑心暗鬼の状況が続くかもしれない。先週末の終値は30017円。また、5日線が30050円(25日時点)に位置しており、あすはこれらの水準を上回って週を終えることができるかが注目点となる。きょう、安値(30044円)でも3万円を下回らなかったことはかなりポジティブ。あすも3万円より上をキープできれば、週明けの3月相場では、節目が強いサポートになるだろう。