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【来週の見通し】 しっかりか。29800円台まで戻した日経平均が、すんなり3万円の節目を超えられるかが焦点となる。米国株は強く、ドル円も円安基調が強まるなど、外部要因のフォロー材料は多い。8日に予定されているファーストリテイリングの上期決算が要注目となる。直近では日銀のETF買い入れルール変更を受けて、象徴的に売られる場面があった。サプライズに乏しい決算の場合、日銀のサポートがないということを理由に、強く同社株を売り込む動きが出てくる可能性がある。それに全体が神経質に反応してしまうようだと、下を見に行く展開も想定される。ただ、そのような反応が出てきたとしても、押し目では買いが入るだろう。ファストリ以外にも小売を中心に決算発表が多く、個別の物色は活況が見込まれる。ファストリの決算反応が良ければ、指数は3万円突破から上昇加速も期待できる。やや波乱含みも、基本的には足元の戻り基調が維持され、底堅い地合いが続くと予想する。

【今週を振り返る】 堅調となった。米国株高や円安進行を追い風に日経平均は週初から大きく上昇。3月に騰勢を強めた海運株や銀行株には上昇一服感が出てきた一方、休養十分の半導体株を中心に、グロース株には資金が向かった。3月30日は配当落ち分を即日で埋める強い動きとなり、買い意欲の強さを再確認。3月最終日こそ売りに押されたものの、米国株の強い基調が続く中、ハイテク株の上昇に勢いがつき、4月に入って1日、2日は連日の大幅高となった。日経平均は週間では約677円上昇し、週足では3週ぶりに陽線を形成した。一方、景気敏感株を中心にバリュー株は利益確定売りに押されたものが多く、TOPIXは下落した。