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ブルームバーグによると、オーストラリア準備銀行(中央銀行)は7日の政策決定会合で、債券購入のテーパリング(段階的縮小)を先送りするかどうか再検討する見通しだ。新型コロナウイルスのデルタ変異株の感染拡大に伴い、景気急回復の見通しに不確実性が増した。

ブルームバーグが調査したエコノミスト16人中10人が、豪中銀はテーパリングを先送りすると予想。ロウ総裁は8月の会合後、そうした措置に景気支援の効果はそれほどなく、政府が支援を提供する方が望ましいと述べていた。

ゴールドマン・サックス・グループの豪州担当チーフエコノミスト、アンドルー・ボーク氏は「ロウ総裁は先月、さらなる量的緩和(QE)が2022年の成長に主に影響するという点や、財政政策の方がより適切との理由からテーパリングの計画を強く支持していた。これらの論拠はいずれも1カ月前と同様になお有効だ」と指摘した。
豪中銀は前回8月の会合で、債券購入ペースを9月初めまでの週50億豪ドル(約4080億円)からその後週40億豪ドルに落とす方針を確認した。

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