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2022-01-17 23:33
見通し
日銀会合、物価上昇警戒と緩和堅持にらむ=前週は利上げ可能性議論の報道も

日銀は17-18日に金融政策決定会合を開催している。前週末14日には「日銀が物価目標の2%達成前に利上げが可能か議論している」との報道があり、日本株の下落と円高の材料となる場面があった。さらに14日にはロイター通信が、「日銀の黒田東彦総裁は、日本でも物価が上昇し始めていることについて、その要因や今後予想される展開を整理した上で、3月会合に報告するよう執行部に指示を出す可能性もある」と伝えている。

1718日の政策会合では、2022年度の物価見通しも上方修正される公算となってきた。こうした状況もあり、僅かでも日銀による物価上昇への警戒姿勢の高まりや、金融緩和強化の見直しが示唆されると、株安と円高の要因となり得る。
反対に黒田総裁は14日の円高・株安の教訓もあり、改めて「忍耐強い」金融緩和の長期化をアピールする可能性も消えていない。その場合は日銀の緩和見直し警戒が、一旦の後退へと作用。日本の株高と、ドル/円、クロス円での全般円安が後押しされそうだ。

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