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【JPY】日銀短観・四半期大企業製造業業況判断の掲示板

6日の日本株は続伸が焦点になっている。5日の米国株市場でNYダウは、前営業日比373ドル高で終了した。

連休明けの米国株市場は前週末の米雇用統計の大幅改善に続き、5日は3月の米ISM非製造業景況指数が1997年の統計開始以降で最高となったことが支援材料になった。
一方でイエレン米財務長官は、バイデン政権による大型インフラ投資計画でもインフレ圧力は抑制されるとの見通しを示した。こうした要因などもあり、米国債金利の上昇は一服となっている。金利敏感のITハイテク株に追い風となった。

個別株ではグーグルが著作権訴訟でオラクルに勝訴したことを受け、グーグル親会社のアルファベット株が上昇。1-3月の世界販売台数が市場予想を上回ったテスラも大幅高になっている。

日本株はこうした要因がプラス材料になりやすい。日本株は国内法人の4月新年度明けを受けて、新規資金配分と株式投資の行方も注視されそうだ。
その反面、前日の米国市場ではリスク選好により、安全逃避通貨であるドルが下落になっている。原油相場も欧州や英国での感染再拡大の懸念や、英国が不要不急の国外渡航を禁止する措置を延長する可能性が浮上したことなどで下落となっている。
日本株は短期的な高値警戒感もあり、調整的な戻り売り圧力も意識した展開となる。