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【USD】個人消費支出の掲示板

 ドル円は昨日同様に欧州勢参入後、売りに押される展開となった。昨日の安値を下回り、109.23円まで弱含んだ。いったん9日の安値109.21円がサポートとして意識され、下げが小休止しているが、戻りは鈍い。

 本日は米3月消費者物価指数(CPI)の結果に注目が集まっている。9日に発表された3月米卸売物価指数(PPI)は前年比+4.2%と上昇幅は約9年ぶりの大きさとなったが、米長期金利の反応は限られた。ただ、CPIも強い結果となれば、インフレ高進懸念から米長期金利が上昇し、全般ドル買いが強まる可能性がある。3月CPIの市場予想は前月比+0.5%、前年比+2.5%と前月から上昇幅の拡大が見込まれている。
 また、米30年債入札の結果を受けた米長期金利の動きにも注目。足もとで米長期金利はいったん落ち着いているが、景気過熱リスクが再度意識されるとともに、上昇基調に戻る可能性が強く、ドル円の下値は堅いと見込まれる。

・想定レンジ上限
 ドル円は9日の高値109.96円が上値めど。

・想定レンジ下限
 ドル円は8日の安値109.00円が下値めど。