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本日のNY為替市場のドル円は、2月ADP全米雇用報告とISM非製造業景況感指数に注目する展開が予想される。
 昨日は、ブレイナードFRB理事が最近の長期債利回りの上昇に対して警戒感を示したことで、米10年債利回りは1.45%台から1.38%台まで低下し、ドル売り要因となった。本日も、長期債利回り上昇に関するFRB高官からの発言に要注目となる。
 本日は、欧州中央銀行(ECB)関係筋からの発言として、債券利回りの上昇を抑制するために劇的な措置は不要、という債券利回りを容認する見解が報じられている。

 週末に発表される米2月雇用統計に向けて、2月ADP全米雇用報告とISM非製造業「雇用」指数に要注目となる。米2月ADP全米雇用報告の予想は、前月比+17.7万人で、1月の前月比+17.4万人からの増加幅の増加が見込まれている。また、ISM非製造業景況感指数の予想は58.7で、1月の58.7と変わらずと見込まれている。雇用指数が1月の55.2から改善するのか否かに要注目となる。2月ISM製造業雇用指数は54.4で、1月の52.6から改善していた。
 先週末の米下院では、バイデン米政権の1兆9000億ドル規模の経済対策案が承認され、上院では特別失業保険給付などの措置が失効する3月14日までの成立を目指して、本日から審議を開始することが予定されている。民主党指導部は、上院で争点になるとみられる連邦最低賃金引き上げを対策法案に盛り込む計画を撤回することで、「バード・ルール」による審議の難航を回避する目論見、と報じられており、本日も、上院での審議状況や関連ヘッドラインに要警戒となる。

・想定レンジ上限
 ドル円の上値の目処(めど)は、2020年7月22日の高値の107.29円。

・想定レンジ下限
 ドル円の下値の目処(めど)は、一目・転換線の105.94円。