IDでもっと便利に新規取得

ログイン


ここから本文です

 本日のNY為替市場のドル円は、バイデン米政権の大型経済対策法案や米国の新規失業保険申請件数に注目する展開が予想される。
 前週分の米新規失業保険申請件数の予想は75.7万件で前週の77.9万件から減少、失業保険継続受給者数の予想は449.0万人で、前週の459.2万件からの減少が見込まれている。米国2月の雇用統計の調査対象週は、2月12日週の今週なので、雇用情勢の改善傾向を見極めることになる。
 もし、改善予想に反してネガティブサプライズとなれば、米連邦公開市場委員会(FOMC)での資産購入額の増額観測につながることで、ドル売り要因となる。
 パウエル議長は、昨日、米労働市場について、完全回復にはまだ程遠いとし、議会と民間部門の両方に対し労働者支援を呼びかけている。
 米下院は、先週5日に今会計年度予算の大枠となる予算決議案を可決しており、バイデン大統領が掲げる1兆9000億ドル規模の経済対策案を財政調整法による民主党の賛成(50票+ハリス米副大統領)のみで可決させる道が開かれている。しかし、議会予算局(CBO)が、米経済対策案の一環として最低賃金を時給15ドルに引き上げを目指す取り組みは、財政赤字を向こう10年で540億ドル拡大させるとの見通しを公表したことで、「バード・ルール」という障害にぶつかる可能性が指摘されており、関連ヘッドラインに要警戒か。

・想定レンジ上限
 ドル円の上値の目処(めど)は、一目・転換線の105.09円。

・想定レンジ下限
 ドル円の下値の目処(めど)は、一目・雲の上限の104.14円。