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東京インフラ・エネルギー投資法人【9285】の掲示板 〜2024/02/19

インフラファンドをリートと比較する人がいますが、
リートは不動産を投資対象としており、資産の10%前後が不動産となっており、毎年償却され、約60年後には資産価値は土地だけになります。
一方でインフラは資産の90%前後が精密機械で設備となっており、不動産と同様に毎年償却され、約20年後には資産価値は土地だけになります。
ここからがミソです。

リートは利益超過配当を基本的には行いません。つまり減価償却費によって発生した現金はリートが保有し続け、自己投資口取得や借入返済等はされる可能性はあるものの、基本的には投資口の価値は変わりません。

一方でインフラ利益超過配当を行う前提となっています。つまり減価償却費によって発生した現金をそのまま分配金として吐き出す形となります。設備の資産価値の減少分を分配金として配当する形となります。利益配当とは違い、所得税は課税されません。元本が減少しているという点では、投資口を売却する際の譲渡益算出に影響が出てきます。

インフラファンドの正確な把握を行うためには利益配当のみの利回りを確認する必要があります。
利益超過配当を含めた利回り6%超というのは、聞こえは良いですが要注意です。
またリートとインフラファンドを比較する際は利益配当のみを対象とすることをお勧めします。