株式投資 新ノートの掲示板
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>>280
本日、10月26日(土)
<4063>信越化学
前回の投稿は、10/9(水)11,140円、
昨日の終値は、12,190円、+9.4%の上昇率。
昨日、2020年3月期、2Q決算を発表。
https://www.shinetsu.co.jp/jp/ir/
https://www.shinetsu.co.jp/wp-content/uploads/2019/07/20191025_con_J.pdf
前年同期比、減収(▲0.7%)、増益(+0.6%、+0.5%、+3.9%)
◆2019/10/26(土) 日本経済新聞 朝刊 13面
信越化したたか、最高益、2Qの純利益1650億円
純利益が前年同期比4%増の1650億円と同期間として最高だった。シリコンウエハーは長期契約を生かした値上げに成功し、増益を確保した。
売上高は1%減の7865億円、営業利益は1%増の2105億円。4~9月期のシリコンウエハー事業は営業利益を12%増の745億円と伸ばし、塩化ビニール樹脂・カセイソーダ事業の落ち込みを補った。
信越化は主力の直径300mm品のシリコンウエハーの約95%で長期の販売契約を結んでいる。
契約のほとんどが価格が徐々に上がる仕組み、とみられる。
数年、半導体需要が高く、顧客が数量確保を優先した時期に、価格が段階的に上がる契約を結んだ。長期の価格契約は市況が良い時に利益に取り込みにくくなるが、今回のように市況が悪化した場合の業績悪化を抑えられる。
このしたたかな戦略が可能になったのも、信越化がシリコンウエハーで世界トップの3割強のシェアを占め、契約条件で強気に出られるためだ。
19年3月期、売上高から売上原価を差し引いた粗利率が35%まで上昇。5年前と比べると約10Ptも改善。4~9月は37%だった。
「半導体は演算処理を担う先端のロジック向けを中心に需要が戻っている」
「低調だったメモリー向けも動きがあり、来年は需要回復に期待している」と先行きに対し明るい見通しを示した。
25日の終値は12,190円と昨年末比で4割上昇し、年初来高値圏にある。市場は半導体市況の底入れを先取りし、世界的に半導体関連株が買われており、信越化もその流れに乗っている。
10/25(金)12,190 前日比+100(+0.83%)
dua***** 2019年10月9日 19:23
>>272
本日、10月9日(水)
<4063>信越化学
◆2019/10/09(水) 日経産業新聞 7面
JAソーラー、信越化学と提携、太陽光パネルの劣化軽減
太陽光パネルで世界2位の中国・JAソーラー(北京市)は、信越化学工業と技術提携した。
パネルの劣化を防止する技術でライセンス契約を締結。2020年に生産する製品からこの技術を適用する。
JAソーラーが信越化学から導入するのは、太陽光パネルの材料として使うシリコンウエハーの製造に関する技術特許。これを活用することで、パネルの稼働初年度の出力劣化率を2.5%から2%に改善できるという。
一般的な太陽光パネルはシリコンウエハーにホウ素を添加して電気が流れるようにする。JAソーラーもこの手法を採用してきたが、ホウ素が酸素と反応することでシリコンウエハーが劣化。発電量の低下につながっていた。
信越化学はホウ素の代わりにガリウムを添加し、酸素に触れても劣化しにくくした。同社はシリコンウエハーの世界最大手メーカー。半導体の機能向上で実績があるガリウムを使う手法を太陽光パネルにも応用した。
信越化学の技術を導入した太陽光パネルの価格は、従来の機種と同じ水準に設定する計画。製品の耐用期間は長くなることから、新規顧客の獲得を加速できるとみている。
JAソーラーの会長は「信越化学のガリウム添加技術は、当社製品にさらなる性能向上をもたらす」と期待する。
JAソーラーの設立は05年で、07~18年は米ナスダック市場に上場。18年の出荷量は802万キロワットで前年の世界シェア3位から2位に浮上した。日本の太陽光発電協会(東京)によると、国内出荷量に占める海外メーカー製の比率は8割に迫っており、JAソーラーや世界首位の中国・ジンコソーラー、韓国のハンファQセルズなどが価格競争力で攻勢を強めている。
10/9(水)11,140 前日比-15(-0.13%)