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株式投資 新ノートの掲示板

>>194

本日、10月4日(金)

<8001>伊藤忠

◆2019/10/04(金) 日本経済新聞 朝刊 13面
伊藤忠、中国病院に日本式経営、導入支援

伊藤忠商事は中国で病院経営の効率化支援に乗り出す。
病床が急増し医療費抑制が課題に浮上する中国で、日本式の病院経営ノウハウを提供する。

第1弾として藤田医科大、徳洲会とそれぞれ組み、伊藤忠が資本参加する中国の病院で経営や医療人材育成などを支援する。中国で日本式が広がれば、日本の医療機器やサービスの市場開拓の足がかりになる。
 
民間としては中国で最大規模の総合病院グループである北京世紀康瑞病院(北京市)と連携する。北京世紀は伊藤忠と資本業務提携する中国中信集団(CITIC)傘下企業も出資する。2019年3月末で11病院(計7000床)で5年内に2万床に増やす計画で、経営の効率化が必要になっている。
 
支援は2段階になっている。まず北京世紀が日本で受診したい中国人患者を募って、藤田医科大と徳洲会が受け入れ、中国で日本の医療の信頼性を高める。続いて両病院が北京世紀に対して、医療技術の指導や人材育成、管理手法などを伝える。
 
藤田医科大にはロボットを活用した手術やリハビリテーションの高い技術がある。徳洲会は約70の病院チェーンを展開し、医療機材の集中購買などによるコスト圧縮で知られる。伊藤忠が仲介し、こうした技術やノウハウの中国での導入を支援する。
 
中国の2017年度の総医療費は5・26兆元(約78兆9000億円)と10年度に比べ、2・6倍に増えている。中国の病院数は17年度に3万1056棟と日本の3・7倍に達し、年間平均15%の成長率で拡大してきた。急増する医療費の抑制が課題となるなか、日本式の経営を取り入れたい現地の需要は大きいとみている。
 
藤田医科大は現在年間700~800人のインバウンド健診を受け入れており、大半が中国人患者だ。徳洲会も将来の中国展開に向けた布石にするため、現地の医療制度や患者のニーズなどを把握したい考えだ。

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  • >>262

    本日、10月9日(水)

    <8001>伊藤忠

    ◆2019/10/09(水) 日本経済新聞 朝刊 15面
    伊藤忠、スマホで採寸、仮想試着、素早く体形把握

    伊藤忠商事はスマートフォンで体形を採寸するサービスを始める。採寸アプリを開発する中国・シンセンのスタートアップと連携。スマホを使った採寸はファーストリテイリング傘下のユニクロも導入を始めており、広がりをみせつつある。
     
    採寸アプリ「ワン・メジャー」を開発するTOZIテクノロジーカンパニー(トウジ)に少額出資し、資本・業務提携する。ワン・メジャーはスマホで体形を高精度に採寸できる。背丈など約60種類の採寸データを計測し、実際の体形に近い仮想の3D(3次元)ボディーを即座に作れる。
     
    伊藤忠はこの自動採寸データを使った新たなアパレル向けの事業を展開する。第1弾として来春にも採寸データを基に自分に似せたアバターを作成し、購入希望の服を仮想で試着できるようにする。体形に合った衣料品を注文しやすくなるうえ、納得して買ってもらうことで小売り側も返品リスクを抑えられる。
     
    アパレル業界ではネット通販の拡大につなげようと、スマホを使った採寸サービスへの関心が高まっている。

    10/9(水)2,191.5 前日比-3(-0.14%)