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中国 習主席の後継人事示されず長期政権となる可能性強まる

2020年10月29日 21時25分

中国共産党の重要会議が29日閉会し、習近平国家主席の共産党トップとしての任期が再来年に迫る中、後継者につながる人事は示されず、習主席が再来年以降も党のトップにとどまり、長期政権となる可能性が強まりました。

中国の北京で習近平指導部をはじめ党の幹部300人以上が出席して今月26日から開かれていた共産党の重要会議「5中全会」は、29日、4日間の日程を終えて閉会しました。

今回の会議では、来年から2025年までの経済政策の基本方針などを盛り込んだ新たな「5か年計画」や、2035年までの長期目標が主要な議題となり、会議のあと、討議の内容をまとめたコミュニケが発表されました。

習主席の共産党トップとしての任期が再来年に迫る中、今回の会議では党の幹部の人事が焦点でしたが、後継者につながる人事は示されず、習主席が再来年以降も党のトップにとどまり長期政権となる可能性が強まりました。

一方、会議では2035年までに社会主義の現代化を基本的に実現するとした目標が示され、経済や科学技術、それに総合的な国力を大幅に向上させ、トップレベルのイノベーション型国家を目指すなどとしています。

国家戦略を示す長期目標の策定は1995年以来、25年ぶりで、習主席の長期政権の実現に向け、権力基盤をさらに盤石にするねらいがあるとみられます。

NHK