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ゆく株の流れは絶えずして、しかも、徒然なるままに……息抜きしながら探し物を…。の掲示板

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息抜きしながら頑張ろう! 2016年9月16日 17:53
東証マザーズ上場バイオベンチャーのメディビックグループ <2369> は、会計監査人となるアスカ監査法人から監査契約の契約解除通知を受領したことを明らかにした。
同社の会計監査人は不在となるが、一時会計監査人を選定を早急するとしている。

経緯は、
当社は、平成28年5月16日付「平成28年12月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)の一部修正について」にてお知らせいたしましたとおり、当社の連結子会社である株式会社アニマルステムセルが締結している、平成27年8月7日付「自動培養装置開発権地位譲渡契約」にかかる連帯保証について、債務発生の可能性を外部からの指摘により改めて検討した結果、当該債務における催告書を受領した平成28年3月14日が当該債務保証に対し引当金を設定するのが妥当との結論に至り、債務保証引当金216百万円を特別損失として計上いたしました。
同日、 過年度の有価証券報告書および四半期報告書の訂正報告書を関東財務局に提出いたしました。その後、 アスカ監査法人と今後の監査対応等について協議いたしました結果、本日付で、アスカ監査法人より、平成26年12月期に売上計上した「自動培養装置開発権」200百万円 の譲渡取引に関して買戻し条件や連帯保証等に係る追加覚書等の重要な証憑書類等の一部が意図的に提出されていないこと、平成27年12月期に売上計上した目黒リセルクリニックに対する「培養上清液」15百万円の販売取引に関して、得意先に関する重要な情報等が提供されないこと等により監査約款第14条(契約の解除・終了 )4項及び四半期レビュー約款第14条4項に記載されている「委嘱者の役職員が受嘱者の業務遂行に誠実に対応しない場合等に該当し、受嘱者の委嘱者に対する信頼関係が著しく損なわれた場合」に該当することから、監査及び四半期レビュー契約を解除する旨の通知を受領したため、監査契約を解除することとなりました。

とコメント。
これら一連の経営の混乱の責任を取り、直接の責任者となる担当取締役の辞任と窪島社長の減法処分などを先月末に発表していた。

監査業界では、東芝などの大手企業で相次いで不正会計処理が見つかったことから、会計監査業務の厳格化を進めており、危ない企業の監査は契約解除で臨むところもでてきている。