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アスカネットを応援する全国の仲間達の掲示板

■テレポ(Telepo)

>物体をCG化して遠隔地への画像転送を想定したシステムです。
>準備したアイテムを、送り側の空中ディスプレイに挿入することでその形状を人工知能がCG化し
>受取側へ転送します。転送された画像は空中映像で共有、ジャスチャー操作しながらのビデオ
>チャットも可能です。
>遠く離れた場所へリアルタイムに物体の大きさ、形状、色調などを伝えることで、医学・学術研究、
>新商品の試作サンプルなどの共有とスピード化が図れます。

恐らくは3Dスキャナーで形状を取り込んで3Dデータ化(モデリング)し、撮影した写真をテクスチャーとしてマッピングするシステムでしょうか。
(石膏で顔の型を取り精巧なマネキンを作り、顔写真を位置を合わせてマネキンに印刷すると、元の人間のコピーが出来る感じ。)

見ているのは作られたCGで本来の映像ではないはずですが、フルHDでも1920×1080ドットのドット絵(CG)ともいえますし、ハリウッドの映画ではフルCGでも実写と見分けがつかないので、精度次第では全く違和感がないのかもしれません。

ここまできてなんですが、ここまではAIPとは関係なく、AIPに関係するのは「空中映像」の部分だけです。
AIPは未来感を出す演出のためだけに使用されているだけなんでしょうか?(もしくは「映像に触れて操作する」ため)

遠隔地にリアルタイムに3Dデータ化した情報を転送できても、(いくら空中に浮いていても)表示側が3D表示でないと意味がないような気がします。
(2D表示でも、好きな方向から表示するためには3Dデータ化は必要ですが。)

NTTとのコラボのように高価な多視点裸眼3Dディスプレイでなくても、携帯ゲーム機やデジタルフォトフレーム等で使用されている安価な2視点の裸眼3Dディスプレイでも良いので、「空中立体映像」だったら面白いんですが。

デジタルデータは一度取り込んで保存しておけばいつでも好きなときに呼び出して好きな方向から見ることができるので、リアルタイム転送にこだわらないアーカイブ的な利用法も有効ですね。
3Dプリンターのプレビュー表示用にも需要があるような気がします。

他のとは違い、テレポが商品化したら個人向けにも売れるかもしれませんね。


CEATECでお披露目されるものが予想と全然違うものかもしれませんが、良い意味で予想を裏切ってくれることを期待しています!

長文失礼しました。