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★新 株式投資『四半期決算』の短中期投資★
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★新 株式投資『四半期決算』の短中期投資★の掲示板

市場に参加している多くの投資家は、なかちゃんさんと同じように企業ではなく株価に注目して、投資対象を選んでいます。

 私は全ての投資家の投資判断の総和の株価には敬意を払いつつも、株価の元の企業の持っている価値(=いわゆる本当の価値、本源的価値、内在的価値などと呼ばれています)を見て、投資対象を決めています。

 他人である全ての投資家の投資判断の総和は一時的には株価を決めますが、すぐに変わってしまうものだからです。

 株を買うのに、利益を生み出す元である企業の中身を見ないで、チャートととか出来高だけで売買するのは、後追いで高値掴みさせられる可能性も高いからです。

 どうやって企業の生身を調べるかというと、基本的には過去に出来るだけさかのぼって、企業の栄枯盛衰を眺めたりしますが、最低でも4年間(=短期景気サイクル程度)の売上高、営業利益、経常利益、純利益を確認します。増えているか、減っているか、その理由は何か。

 そしてEDNETで開示されている(最近は過去5期分)バランス・シートで一番古い5年前と、直近の決算短信のバランス・シートと比較して、科目内容がどう変化しているかを調べます。

 バランス・シートは経営者の考え方を映し出す鏡です。そして有価証券報告やホームページに中期経営計画が開示されていれば、その内容とバランス・シートの変化が一致しているかどうかをチェックします。

 そのうえで、現・預金とか投資有価証券など、何かあったときに資金繰りに使えるキャッシュをどれだけ持っているかを確認します。

 あと賃貸不動産が不況期の経営を支える安定収入もとになるので、賃貸不動産を持っているか。もし苦境に陥れば高く売ることができる物件か。つまり含み益が大きいかどうか。そして企業の事業に使われている土地に含み益があるか。金融機関から融資を受けるためには担保が必要なことが多いです。特に不況期にはですが。

 そのあとで、業績が良くなる元である、事業内容をチェックします。どのようなビジネスモデルの企業であるか。製造業なら、どんな製品を作っており、何が売れているから、業績が伸びているのか。それは今後も伸びる製品なのか。特許で守られているのか。いろいろチェックしていきます。