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株式投資見解の掲示板

 東京市場は堅調か。大型連休の間の米国株は、やや不安定ながらもしっかりとした値動きとなった。5日のダウ平均は97ドル高の34230ドルで取引を終えており、終値ベースで史上最高値を更新している。概ね良好な企業決算や経済指標、景気回復への期待などが支援材料となった。一方、ナスダックは5日まで4日続落となっており、グロース株が弱い。ドル円は足元で109円20銭近で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて195円高の29075円、ドル建ては210円高の29090円で取引を終えた。

 ダウ平均の高値更新を好感した買いが入ると予想する。ドル円がやや円安方向に傾斜していることも日本株にはフォローの材料。ただ、ナスダックの弱さはハイテク株の重しとなる。国内では緊急事態宣延長の話が出てきていることもあり、楽観一辺倒にはなりづらい。CME225先物は29000円近辺からのスタートを示唆しており、これに寄せて高く始まるとみるが、週末には米雇用統計の発表を控える中、場中は様子見姿勢の強い地合いが続くだろう。日経平均の予想レンジは28800円-29200円