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隣のバフェットさん

隣のバフェットさんの掲示板

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  • 2022/05/27 05:29
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掲示板のコメントはすべて投稿者の個人的な判断を表すものであり、
当社が投資の勧誘を目的としているものではありません。

  • 新規8社の中でも、特に選りすぐりの2銘柄とは
    では、この新規8社の中でも特に選りすぐりの銘柄はどれでしょうか。年初来パフォーマンスで公正に判断すると、オクシデンタルが明らかな勝者です。株価は年初来で約120%と、驚異的な上昇を遂げています。

    しかし、バフェット氏やバークシャーの投資担当者は、短期的なパフォーマンスで判断したわけではありません。実際に、バークシャーのポートフォリオに新たに加わった銘柄の半分は、株価が年初来で下落しています。

    バフェット氏は、各社の長期的な事業見通しとバリュエーションに着目することを推奨しています。こうした基準に基づくと、今回の新規銘柄の中で次の2社が特に際立っています。

    マケッソンのビジネスモデルは持続可能です。同社は処方薬や医療・手術用品などを販売しています。処方に関する技術的サービスも提供しています。人口の高齢化は今後数年にわたり、マケッソンにとって大きな追い風となるはずです。

    株価のバリュエーションは、予想株価収益率(PER)14倍未満と魅力的な水準です。年初来で株価は30%以上上昇しており、バフェット氏の保有銘柄の中で年初来のベストパフォーマンス銘柄の1つであることを考えると、驚くほどのバリュエーションです。

    マーケルは「ミニ・バークシャー」と呼ぶにふさわしい企業ですが、独自のニッチな分野も持っています。一般的な保険会社では扱えないようなリスクを持つ顧客向けに、特殊保険を提供しています。

    バークシャーと同様に、マーケルも再保険事業を手掛けています。これらの事業は多額のキャッシュフローを生み出し、同社はそれを他の上場企業に投資することで運用しているのです。しかし、マーケルのポートフォリオはバークシャーのポートフォリオと比べると、グロース銘柄に偏っています。

    予想PERに基づくとS&P500指数よりもわずかに割高ですが、成長見通しを考慮するとPEGレシオ(PER÷1株当たり利益成長率)はわずか0.91であり、マーケルはお買い得に見えます。

    ・バークシャー・ハサウェイは、エネルギー、エンターテインメント、金融を含む新たな銘柄を購入
    ・マケッソンは、力強い事業見通しとバリュエーションから特に魅力的
    ・マーケルは多くの点でバークシャーと似ているが、投資先はグロース株の比重が高い
    これらの銘柄のほとんどはバフェット氏の得意分野に当たります。同氏は最近、エネルギー銘柄を強く選好しているため、石油・ガス企業のオクシデンタル・ペトロリアムの株式を新規で大量に購入したのは意外ではありません。また、同氏は金融サービス業界もお気に入りで、アライ・フィナンシャルとシティグループはまさに、同氏が以前選好していた代表的な金融銘柄です。

    HP株の購入は、バフェット氏が数年前にIBM株を購入したことを想起させます。IBM株購入の決断はさほど良い結果につながりませんでしたが、HP株の購入が利益を生む可能性はあります。

    やや意外だったのは、メディア企業パラマウント・グローバルの購入でしょう。とはいえ、バフェット氏は以前にも、エンターテインメント業界の株式を購入したことがあります。ヘルスケアセクターも保有経験があるため、医薬品卸企業のマケッソンも驚く選択ではありません。化学品メーカーのセラニーズは資本財企業として、バークシャーのポートフォリオでは決して珍しくない業種です。

    そして、マーケルは「ミニ・バークシャー」とも呼ばれる企業で、バークシャーと同様に保険事業を手掛けています。バークシャーと同様に他の企業への投資もしていて、バークシャーはマーケルの保有上位銘柄の1つでもあります。

    隣のバフェットさん 新規8社の中でも、特に選りすぐりの2銘柄とは では、この新規8社の中でも特に選りすぐりの銘柄はどれでしょうか。年初来パフォーマンスで公正に判断すると、オクシデンタルが明らかな勝者です。株価は年初来で約120%と、驚異的な上昇を遂げています。  しかし、バフェット氏やバークシャーの投資担当者は、短期的なパフォーマンスで判断したわけではありません。実際に、バークシャーのポートフォリオに新たに加わった銘柄の半分は、株価が年初来で下落しています。  バフェット氏は、各社の長期的な事業見通しとバリュエーションに着目することを推奨しています。こうした基準に基づくと、今回の新規銘柄の中で次の2社が特に際立っています。  マケッソンのビジネスモデルは持続可能です。同社は処方薬や医療・手術用品などを販売しています。処方に関する技術的サービスも提供しています。人口の高齢化は今後数年にわたり、マケッソンにとって大きな追い風となるはずです。  株価のバリュエーションは、予想株価収益率(PER)14倍未満と魅力的な水準です。年初来で株価は30%以上上昇しており、バフェット氏の保有銘柄の中で年初来のベストパフォーマンス銘柄の1つであることを考えると、驚くほどのバリュエーションです。  マーケルは「ミニ・バークシャー」と呼ぶにふさわしい企業ですが、独自のニッチな分野も持っています。一般的な保険会社では扱えないようなリスクを持つ顧客向けに、特殊保険を提供しています。  バークシャーと同様に、マーケルも再保険事業を手掛けています。これらの事業は多額のキャッシュフローを生み出し、同社はそれを他の上場企業に投資することで運用しているのです。しかし、マーケルのポートフォリオはバークシャーのポートフォリオと比べると、グロース銘柄に偏っています。  予想PERに基づくとS&P500指数よりもわずかに割高ですが、成長見通しを考慮するとPEGレシオ(PER÷1株当たり利益成長率)はわずか0.91であり、マーケルはお買い得に見えます。  ・バークシャー・ハサウェイは、エネルギー、エンターテインメント、金融を含む新たな銘柄を購入 ・マケッソンは、力強い事業見通しとバリュエーションから特に魅力的 ・マーケルは多くの点でバークシャーと似ているが、投資先はグロース株の比重が高い これらの銘柄のほとんどはバフェット氏の得意分野に当たります。同氏は最近、エネルギー銘柄を強く選好しているため、石油・ガス企業のオクシデンタル・ペトロリアムの株式を新規で大量に購入したのは意外ではありません。また、同氏は金融サービス業界もお気に入りで、アライ・フィナンシャルとシティグループはまさに、同氏が以前選好していた代表的な金融銘柄です。  HP株の購入は、バフェット氏が数年前にIBM株を購入したことを想起させます。IBM株購入の決断はさほど良い結果につながりませんでしたが、HP株の購入が利益を生む可能性はあります。  やや意外だったのは、メディア企業パラマウント・グローバルの購入でしょう。とはいえ、バフェット氏は以前にも、エンターテインメント業界の株式を購入したことがあります。ヘルスケアセクターも保有経験があるため、医薬品卸企業のマケッソンも驚く選択ではありません。化学品メーカーのセラニーズは資本財企業として、バークシャーのポートフォリオでは決して珍しくない業種です。  そして、マーケルは「ミニ・バークシャー」とも呼ばれる企業で、バークシャーと同様に保険事業を手掛けています。バークシャーと同様に他の企業への投資もしていて、バークシャーはマーケルの保有上位銘柄の1つでもあります。

  • 【ニューヨーク=宮本岳則】著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いるバークシャー・ハザウェイが米石油・ガス大手オキシデンタル・ペトロリアム株を買い増している。13日に米当局に提出した報告書によると、保有数は約1億4300万株に達した。発行済み株式数の15%を超えたとみられる。多くの投資家が株安で慎重姿勢を強めるなか、バフェット氏は攻めの姿勢を崩していない。

  • オマハの賢人と呼ばれるウォーレン・バフェット氏は、好不況を問わず、市場をはるかに凌駕するリターンをバークシャー・ハサウェイにもたらしてきました。投資コングロマリットであるバークシャーは、年初来で3.5%のトータルリターンを記録しています。数字だけ見ると大したことはないように見えるかもしれませんが、同期間にS&P500指数が15%下落していることを考えれば、十分に驚異的と言えます。

    市場をアウトパフォームするバフェット氏の投資手腕に敬意を表した上で、ここではバークシャーの保有銘柄の中から、素晴らしいパフォーマンスを達成するために必要なものを持っている優れた3銘柄を紹介します。アマゾン(AMZN)、クローガー(KR)、アップル(AAPL)の3銘柄は、長期的に市場を上回るパフォーマンスをもたらしてくれるかもしれません。

    Amazon株
    eコマース事業に大きな損失が発生するカタリストが重なっており、全社の収益性を押し下げているのです。一方で、オンライン小売り事業の長期的見通しは依然として非常に有望であり、またクラウドサービス事業の収益性は素晴らしく、急成長を維持しています。

    クローガー株
    弱気相場で驚くほどの強さを発揮します。年初来でS&P500指数が15%下落する中、クローガーの株価は20%上昇しており、これは主に、他に信頼できる選択肢がほとんど見当たらない投資家が、頼りになる消費財銘柄を求めているためです。足元の景気低迷が長引けば、クローガー株のアウトパフォームが持続しないはずはありません。

    アップル株
    他の企業との大きな違いは、値上げや新製品の発売を通じて製品の普及を拡大させ、既存顧客を維持し、そして顧客支出を毎年増加させることができる点にあります。多くの顧客にとって、アップルから競合製品に乗り換えるなど、考えることさえありません。なぜなら、消費者向け技術の統合において、アップルより優れた企業は世界中を探しても見当たらないからです。
    その上、アップルは過去10年間で株価が600%以上上昇していますが、利益の急増と同時に自社株買いを積極的に行っているため、依然として株価に割高感はありません。過去最高値からは20%以上下落しており、株価収益率(PER)は24倍を下回ります。同社はまた、米国企業で唯一、過去12ヶ月間に1,000億ドルを超える純利益を上げています。アップルには成長性があり、株価は割安で、莫大な利益を生み出し、業界を支配しています。

    隣のバフェットさん オマハの賢人と呼ばれるウォーレン・バフェット氏は、好不況を問わず、市場をはるかに凌駕するリターンをバークシャー・ハサウェイにもたらしてきました。投資コングロマリットであるバークシャーは、年初来で3.5%のトータルリターンを記録しています。数字だけ見ると大したことはないように見えるかもしれませんが、同期間にS&P500指数が15%下落していることを考えれば、十分に驚異的と言えます。  市場をアウトパフォームするバフェット氏の投資手腕に敬意を表した上で、ここではバークシャーの保有銘柄の中から、素晴らしいパフォーマンスを達成するために必要なものを持っている優れた3銘柄を紹介します。アマゾン(AMZN)、クローガー(KR)、アップル(AAPL)の3銘柄は、長期的に市場を上回るパフォーマンスをもたらしてくれるかもしれません。  Amazon株 eコマース事業に大きな損失が発生するカタリストが重なっており、全社の収益性を押し下げているのです。一方で、オンライン小売り事業の長期的見通しは依然として非常に有望であり、またクラウドサービス事業の収益性は素晴らしく、急成長を維持しています。  クローガー株 弱気相場で驚くほどの強さを発揮します。年初来でS&P500指数が15%下落する中、クローガーの株価は20%上昇しており、これは主に、他に信頼できる選択肢がほとんど見当たらない投資家が、頼りになる消費財銘柄を求めているためです。足元の景気低迷が長引けば、クローガー株のアウトパフォームが持続しないはずはありません。  アップル株 他の企業との大きな違いは、値上げや新製品の発売を通じて製品の普及を拡大させ、既存顧客を維持し、そして顧客支出を毎年増加させることができる点にあります。多くの顧客にとって、アップルから競合製品に乗り換えるなど、考えることさえありません。なぜなら、消費者向け技術の統合において、アップルより優れた企業は世界中を探しても見当たらないからです。 その上、アップルは過去10年間で株価が600%以上上昇していますが、利益の急増と同時に自社株買いを積極的に行っているため、依然として株価に割高感はありません。過去最高値からは20%以上下落しており、株価収益率(PER)は24倍を下回ります。同社はまた、米国企業で唯一、過去12ヶ月間に1,000億ドルを超える純利益を上げています。アップルには成長性があり、株価は割安で、莫大な利益を生み出し、業界を支配しています。

  • 著名な投資家の一人であるウォーレン・バフェット氏が率いるバークシャー・ハザウェイが2022年4月30日に、3年ぶりに対面形式の年次株主総会を開きました。

    バークシャーは、積極投資に転じています。2022年度に5兆円の株式の買い増しを予定しており、今年の投資戦略に注目が集まっていました。株主総会では、「かなりのインフレ傾向が見られる」と発言。米国でのインフレ進行を認めているようです。

    バフェット氏は今年92歳になります。もちろん、インフレの怖さを経験しています。個人的には、今年の投資戦略の背景には、こうした「インフレへの備え」があるのではないかと考えています。

    👆コレ、2回目

  • みなが恐怖におののいているときに、自分だけが冷静に買い向かえるなどとは思わないほうがいいでしょう。たとえ、比較的財布に余裕があり、「試しに少し買ってみよう」と買ってみて、たまたまそれが後から見て絶好の買い場にあたっていたとしても、その後でほんの少し株価が上がったところで、おそらく猛烈に売りたくなってくるはずです。

    「せっかく歴史的な安値水準で買えたんだから、少し上がったからといって株を売るなんてもってのほかだ。むしろもっともっと買って、少なくとも10年は持ち続けよう」などとは、普通は思えないでしょう。

    ではなぜ、バフェットにはそれができるのでしょうか。バフェットには信念があります。この世の終わりがきたようなどんなにひどい状況になったとしても、必ずアメリカ経済は再び立ち上がるはずだ、という信念です。

    この信念は、彼が投資家として活躍してきたこの70年近くのあいだ、ずっと報われてきました。破滅などめったに起きないし、万が一破滅が訪れるとしても、そのような事態を恐れていても仕方がないということかもしれません。いずれにしても、これは分析とか予測というよりも信念の問題です。

  • バフェット氏、危機に攻める インフレ見据え積極投資


    「資本家たちの祭典」が3年ぶりに戻ってきた。著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いるバークシャー・ハザウェイは4月30日、対面形式の年次株主総会を開いた。参加者が驚いたのはバークシャーの積極投資だ。株式運用は2022年1~3月期に400億ドル(約5兆円)を超える買い越しだった。攻めの姿勢を鮮明にしつつ、インフレ対応という「守り」の要素も兼ね備えている。

  • 2022/2/24
    バフェットは3年連続で株式を売り越し


    バフェットは気に入った銘柄は永遠に保有すると言われているが、実際には銘柄の組み入れや入れ替えを適宜行うなどしており、「短期投資家」としての一面が垣間見られる。

     2月14日に判明したウォーレン・バフェット(バークシャー・ハサウェイ)のSEC報告書(フォーム13F)によると、バフェットは3年連続で株式を売り越した。株式の売却額は購入額を109億ドル(約1兆2,500億円)上回っている。バフェット指標が200を上回るような局面では利食いを優先させているのだろう。

    昨年、バフェットのビジネスパートナーであるチャーリー・マンガーは、「かなりのインフレの兆候が見られる。とても興味深いが、われわれは価格を上げているし、人々もわれわれに対して価格を上げている。そして、それは受け入れられている。コストは上がる一方だ。鉄鋼のコストも毎日のように上がっている。それは止まらない。なぜなら人々はポケットにお金を持っていて、彼らはより高い価格を支払うからだ。6カ月前かそこらに予想したより多くのインフレが起こっている」と、インフレに警鐘を鳴らしていた。そして、「少なくとも今のところミレニアル世代は株式市場の勝者に見えるが、すべて涙で終わると確信している」と述べている

  • バフェット指標とは、株式の時価総額を名目GDP(国内総生産)で割り、100を掛けてパーセント表示にした数字で、一般に100%を上回れば株価は割高、下回れば割安と解釈される。 著名投資家のウォーレン・バフェットがこれを重視するとされていることから、バフェット指標と呼ばれている。

     バフェットがウェルズ・ファーゴ(WFC)を大量売却して、バンク・オブ・アメリカ(BAC)を買っているのは、自社株買いをする企業を好んでいるからだ。アップルをみればわかるように、自社株買いは株価を押し上げ、また下支えもする。過去10年間の自社株買いが米国株市場に与えた影響は、40.5%が自社株買いによるものである。

    隣のバフェットさん バフェット指標とは、株式の時価総額を名目GDP(国内総生産)で割り、100を掛けてパーセント表示にした数字で、一般に100%を上回れば株価は割高、下回れば割安と解釈される。 著名投資家のウォーレン・バフェットがこれを重視するとされていることから、バフェット指標と呼ばれている。   バフェットがウェルズ・ファーゴ(WFC)を大量売却して、バンク・オブ・アメリカ(BAC)を買っているのは、自社株買いをする企業を好んでいるからだ。アップルをみればわかるように、自社株買いは株価を押し上げ、また下支えもする。過去10年間の自社株買いが米国株市場に与えた影響は、40.5%が自社株買いによるものである。

  • バークシャー・ハサウェイが2020年9月末までに売却した81銘柄について、売却後の騰落を調べたところ、33銘柄は売却後の騰落率が指数を上回っていた。つまり投げ当たり、売って正解だった。昨年、コロナウイルスの感染が猛威をふるう中、保有していた航空会社株を全て手放したことがあったように見切るのは早い。

     バフェットはかつて、「10年間株を保有する気がなければ、10分間保有することさえ考えない方がいい」と述べていたが、その長期保有のイメージとは裏腹に、見切り売りを的確にすることで、それなりのリターンを確保しているというのが実はバフェットが天才投資家とされているゆえんである。

     個人投資家がバフェットの運用で学ぶべきなのは、

    (1)「運用が決して破綻しないビジネスモデル」
    (2)「投資先として米国株式市場を選択していること」
    (3)「大暴落した時に株を買える現金の温存」

     であり、長期の株式投資で個人投資家が成功するには、ひたすら長期の投資チャンスを「待つ」ことがポイントである。

    隣のバフェットさん バークシャー・ハサウェイが2020年9月末までに売却した81銘柄について、売却後の騰落を調べたところ、33銘柄は売却後の騰落率が指数を上回っていた。つまり投げ当たり、売って正解だった。昨年、コロナウイルスの感染が猛威をふるう中、保有していた航空会社株を全て手放したことがあったように見切るのは早い。   バフェットはかつて、「10年間株を保有する気がなければ、10分間保有することさえ考えない方がいい」と述べていたが、その長期保有のイメージとは裏腹に、見切り売りを的確にすることで、それなりのリターンを確保しているというのが実はバフェットが天才投資家とされているゆえんである。   個人投資家がバフェットの運用で学ぶべきなのは、   (1)「運用が決して破綻しないビジネスモデル」  (2)「投資先として米国株式市場を選択していること」  (3)「大暴落した時に株を買える現金の温存」    であり、長期の株式投資で個人投資家が成功するには、ひたすら長期の投資チャンスを「待つ」ことがポイントである。

  • バークシャーの保有株トップ30(時価総額ベース)である。トップはご承知の通りアップル(AAPL)で、その評価額は1,575億ドル、全体のポートフォリオに対する保有比率は47%となっている。以下、バンク・オブ・アメリカ(BAC)、アメリカン・エキスプレス(AXP)、コカ・コーラ(KO)、クラフト・ハインツ(KHC)である。

     この上位5銘柄については前の四半期からの変更はなく、バフェットの王道5銘柄と言って良いだろう。

    隣のバフェットさん バークシャーの保有株トップ30(時価総額ベース)である。トップはご承知の通りアップル(AAPL)で、その評価額は1,575億ドル、全体のポートフォリオに対する保有比率は47%となっている。以下、バンク・オブ・アメリカ(BAC)、アメリカン・エキスプレス(AXP)、コカ・コーラ(KO)、クラフト・ハインツ(KHC)である。   この上位5銘柄については前の四半期からの変更はなく、バフェットの王道5銘柄と言って良いだろう。

  • バークシャー・ハサウェイのフォーム13Fによると、米マイクロソフトが買収することで合意したゲームソフト会社アクティビジョン・ブリザード(ATVI)を2021年10-12月期中に約1,470万株購入、昨年末時点で時価総額にして約10億ドルを保有していることが明らかとなった。
     バフェットとマイクロソフト創業者のビル・ゲイツとの交友関係もあり、あまりのタイミングの良い購入に、「インサイダー・インフォメーションではないか?」などさまざまな臆測が広がったが、バフェットのオフィスは17日に書簡を公表し、米ゲーム大手アクティビジョン・ブリザードの株式を取得したことについて、「棚ぼたではない」とし、アクティビジョンがマイクロソフトから買収提案を受けることは知らなかったと指摘した。
     以下は、バークシャーの保有株トップ30(時価総額ベース)である。トップはご承知の通りアップル(AAPL)で、その評価額は1,575億ドル、全体のポートフォリオに対する保有比率は47%となっている。以下、バンク・オブ・アメリカ(BAC)、アメリカン・エキスプレス(AXP)、コカ・コーラ(KO)、クラフト・ハインツ(KHC)である。
     この上位5銘柄については前の四半期からの変更はなく、バフェットの王道5銘柄と言って良いだろう。

    バークシャー・ハサウェイの保有株トップ30
     バークシャーはアクティビジョン以外に、第4四半期にもう1つ新たな株式を保有した。南米地区でデジタル銀行を展開するヌー・バンクを傘下に持つヌー・ホールディングス(NU)だ。10億ドル相当のヌー株を保有している。上記のランキングでは22位だ。ヌーHDは昨年12月9日にニューヨーク証券取引所にIPO(株式の新規公開)したばかりの企業であるが、創業からわずか8年で世界一の顧客数を抱える金融ビジネス界のキラ星である。
     その他特筆すべきは、シェブロンを追加したことだろう。シェブロンはバークシャーのポートフォリオの9位となった。12月末時点で45億ドル相当を保有している。前述の通り、昨年2021年のシェブロンのパフォーマンスは38%と高いリターンをもたらしている。一方で、ビザ(V)やマスターカード(MA)、製薬会社のアッヴィ(ABBV)など、8銘柄の保有株を減らした。
     2月26日には2021年第4四半期の決算発表が予定されている。期末の業績、キャッシュポジションの水準、そして毎年恒例の「株主への手紙」ではどんな話を披露してくれるのか注目したい。

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